そこが知りたい!無排卵月経の症状は?妊娠できるの?

character_egg妊娠には排卵していることが何よりも大切です。「私は毎月生理があるから大丈夫!」と思っている人も多いようですが、実はきちんと生理があっても排卵していないというケースもあるのです。実際には生理不順の人に多く見られるので、排卵しているかどうかを生理の有無だけで判断するのは難しいのが現状です。また、無排卵月経の場合、妊娠ができるのかどうかも気になるところ。そこで、無排卵月経の症状や治療法、妊娠できるかどうかなどについて詳しくご説明しましょう。

 

  • 無排卵月経とは?

毎月、または定期的に生理があるものの、排卵していない状態。排卵障害の1つで不妊の原因になることもあります。30代の女性に多く見られますが、生理があることから、気付きにくいのが特徴です。不妊治療を始めてからわかることも少なくありません。

 

  • 無排卵月経の症状と特徴

無排卵月経の症状としては、生理周期が不安定なことが多く、1ヵ月に2回あったり、数ヵ月もこなかったり、たとえ生理があっても量が少なかったり、いつまでもダラダラと続くなどです。ただし、毎月生理がきちんとあるのに無排卵月経の人もいるので注意が必要です。もちろん、ストレスや環境の変化などで周期が乱れることもありますが、それは一時的なもの。長期間続くようなら無排卵月経かもしれません。具体的な特徴は次の通りです。

・生理周期が24日より短い、または39日より長い

・出血が2日程度、または9日以上続く

・生理時の出血量が20g以内または140g以上

中でも周期が19日以内の頻発月経では60%、51日以上の稀発月経では30%の確率で無排卵月経だと言われています。つまり、それほど珍しいことではないということです。

 

  • 無排卵月経かどうかの確認方法は?

生理の周期や状態だけではなく、基礎体温によってもある程度は判断が可能です。排卵がある正常な場合は排卵時に基礎体温が上がり、生理が始まると下がるという変化が見られますが、無排卵の場合はプロゲステロンが分泌されません。そのため、基礎体温は上がらず、基礎体温は低いままとなります。ただし、体調などによって基礎体温に異常がみられる場合もあるので、最低でも3ヵ月ほどは基礎体温を測ることが大切です。その結果、基礎体温が上がらないようなら、一度婦人科を受診しましょう。また、最近では排卵検査薬を使うという確認方法もありますが、水分量の違いによって陽性反応が出ることも少なくないため、基礎体温も併せて確認するのがおすすめです。

 

  • 原因は?

原因は卵巣機能の異常だと言われており、脳が卵巣にうまく排卵の指令が出せないことが考えられます。その要因としては、無理なダイエット、激しい運動、強いストレス、生活習慣、禁煙、冷えなど、さまざまです。

 

  • 治療法は?

無排卵月経の治療法としては、ストレスを取り除くこと、ホルモンバランスを整えることのほか、排卵誘発剤の使用があります。特に妊娠を望んでいる場合は、婦人科の治療で適用されることが多く、排卵率は70%ほどになります。

 

  • 無排卵月経でも妊娠は可能?

完全な無排卵の状態では、残念ながら妊娠は期待できません。ですから、妊娠を望んでいる場合は1日も早く婦人科で診断を確定し、適切な治療を始めることです。もちろん、排卵できるようになれば、妊娠も期待できるのでまずは正しい診断、治療が必要です。

 

 

 

 

妊娠に効果あり!葉酸っていつから飲めばいいの?

taiji葉酸が妊娠に高い効果をもたらすことは、ここ数年で広く浸透してきました。卵巣の機能を改善し、元気な卵子を排出、さらに子宮の状態をよくして受精卵が着床しやすくしてくれる葉酸。妊娠したい人にとって、ぜひ摂取したい成分ですが、飲み始める時期について迷う人もいる多いようです。妊娠したいと思った時に慌てて摂り始めても効果があるのか、妊娠の予定がない頃から摂り始めるのがよいのか、葉酸のおすすめの摂取方法について詳しくみていきましょう。

 

  • 葉酸とは

葉酸はほうれん草の葉っぱから抽出されたものです。葉酸の漢字を見てもわかるように「葉」と「酸」でできています。たんぱく質や核酸の合成をサポートし、「造血ビタミン」と呼ばれているように赤血球の形成にも深く関わっています。また、動脈硬化の原因となるアミノ酸「ホモシステイン」の血中濃度を下げる働きもあります。胎児の発育の面では、細胞分裂を促進する作用によって受精卵を成長させるという大切な働きも持っています。そのため、できれば妊婦は1日に440ug、授乳期でも340ugの葉酸を摂取することが推奨されているのです。

 

  • いつから葉酸を摂取すればいいの?

葉酸は妊娠だけではなくさまざまなよい効果が期待できるため、普段から摂取するのがおすすめですが、厚生省では妊娠の1ヵ月以上前から摂ることを推奨しています。ただし、これは「最低でも」ということなので、女性はできるだけ早く摂り始めるのが賢明です。妊娠がわかった時点ではすでにDNAが形成されています。つまり、最も葉酸を必要としている時期を過ぎてしまっているのです。ですから、数ヵ月前から摂取しておくと安心です。だからといって、妊娠がわかった後に葉酸を摂ることが意味がないわけではありません。妊娠してからも3ヵ月くらいまでは胎児の成長にとって葉酸が高い効果を発揮するため、流産や障害のリスクを抑えてくれますよ。

 

  • 1日の摂取量は?

妊娠を望んでいる場合は、1日400ugは摂りたいところです。ほうれん草なら2束が目安。ただし、葉酸は水溶性ビタミンなので加熱によって破壊されることを見越して、400ug摂るには4束必要になりますが、普段の食事でほうれん草を4束食べるのは難しいのが現状です。そこで葉酸サプリ。食事を気にせず、気軽に葉酸をきちんと摂りたいなら断然サプリメントがおすすめです。そして、飲むタイミングは吸収率がアップする食後がよいでしょう。

寝る子は妊娠する!?妊娠しやすい時間帯とは?

suimin_woman質のよい眠りは健康を保つ上でとても重要です。まして妊活中ならなおさら十分な睡眠と最適な時間帯にしっかりと寝ることが大切になります。ただし、ただたくさん寝ることがよいというわけではありません。寝る時間帯や睡眠時間など、少し気を付けることでグンと妊娠を近づけることができるのです。そこで、睡眠と妊娠しやすさの関係や妊活中に適した睡眠時間などについて詳しくご説明しましょう。

 

  • 睡眠と妊娠

睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。就寝直後はノンレム睡眠から入り、約90分ごとにレム睡眠と交互に繰り返されます。レム睡眠の間は、体は休んでいても脳は動いている状態で、ノンレム睡眠の間は体も脳も休んでいる状態です。そして、妊娠と密接な関係があると言われているのがノンレム睡眠。それは、ノンレム睡眠の間は成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンには、他のホルモンの分泌を調整する働きがあり、妊娠と関係が深い女性ホルモンの分泌にも影響を及ぼすのです。妊娠しやすい体を作るためには、女性ホルモンが正常に分泌されることが必須条件となります。また、体にとって敵である活性酸素は卵子を攻撃するのですが、睡眠時に分泌される「睡眠ホルモン」には活性酸素を抑える働きがあることがわかっています。そのため、しっかりと睡眠しなければ、睡眠ホルモンが分泌されず、卵子の熟成が阻害される可能性もあるのです。

 

  • 最適な睡眠時間とは?

妊活のためにはただ寝るだけではなく、最適な睡眠時間を目安にするのがおすすめです。よく言われているのは、レム睡眠とノンレム睡眠の90分のサイクルに合わせて、90分の倍数。つまり、6時間、7時間半などです。眠りが浅いレム睡眠の時に起きるとスムーズに起きられることから、寝始める時間を計算している人もいるようです。ただし、最適な睡眠時間は人によってさまざまなので、自分が最も熟睡感があり、朝もスッキリと起きられる睡眠時間を見つけることが重要です。

 

  • 最適な時間帯とは?

睡眠時間も大切ですが、どの時間帯に寝るのかも重要です。睡眠には成長ホルモンが活発に分泌される「ゴールデンタイム」があり、それは22時から2時の間だと言われています。この時間帯はしっかりと睡眠をとることが大切です。睡眠時間が短い場合でもこの時間だけはなるべく眠るようにするとよいでしょう。

 

  • よい睡眠のためにできること

成長ホルモンを活発に分泌させるためには睡眠時間と時間帯が重要ですが、さらに質のよい眠りのためにできることを取り入れることも大切です。まず夕食は寝る2時間前までには済ませておくこと。食べてすぐに寝ると胃腸が活発に働くため、眠りが浅くなるからです。そして、入浴もできるだけ寝る1時間前までに済ませること。入浴は交感神経を刺激するため、神経が興奮してなかなか眠りにつけないからです。ただし、ぬるめのお湯での半身浴は副交感神経を刺激して気持ちを落ち着かせてくれるのでおすすめです。

 

 

「知ってるようで意外に知らない!人工授精と体外受精の違いとは?」

science_shikenkan何らかの理由で自然妊娠がどうしても難しい場合、次の段階として人工授精や体外受精を考える人も多いと思います。けれども、「人工授精」と「体外受精」を同じようなもの、またははっきりとした違いをよく分かっていない人も意外に多いのです。この両者の違いは、これから妊娠を考えている人もそうではない人にとっても重要な知識として覚えておくとよいでしょう。そこで人工授精、体外受精について詳しくご説明しましょう。

 

  • 人工授精とは

排卵日に合わせて男性から精子を採取し、女性の子宮に人工的に精子を入れるのが人工授精です。採取した精液から動きのよい精子を集めて濃縮処理したものを子宮腔内に注入し、卵子と授精しやすくします。クリニックによって多少の違いはありますが、1回あたり1~3万円ほどですので、費用は低めですが、何度も繰り返していると妊娠率が低下するところがデメリットだといえるでしょう。そのため、10回程度を目安に行われることが多く、その後は体外受精に移るのが一般的です。

 

  • 体外受精とは

いきなり体外受精することは少なく、人工授精の次の段階として行われる方法です。女性の卵巣から卵子、男性から精子を採取し、体外で授精させた受精卵を子宮の中に入れるというもの。精子に問題があったり、卵巣機能障害などの場合も体外受精を行うことがあります。費用は1回につき数十万円が相場なので悩む人も多いようです。成功率は20%から40%とクリニックによって大きく異なります。また、年齢や障害の程度によっても違ってきます。

 

 

このように、不妊治療としてまずは人工授精に取り組み、それでも妊娠できなかった時に体外受精という選択があるということがわかります。ただし、体外受精は妊娠率は高いものの、やはり費用が高額になるので誰でも取り組める治療法ではありません。ここで、体外受精でも妊娠できなかった時の次の段階である「顕微授精」についてご説明しましょう。

 

 

  • 顕微授精とは

体外受精の次のステップ、または精子に重度の問題がある場合に医師から勧めれる方法で、体外で授精を行うので体外受精の1種という人もいます。顕微授精にはその方法によっていくつか種類がありますが、最も主流となっているのは、顕微鏡を使って、細いガラス管に採取した卵子と精子を1個ずつ注入する「卵細胞質内精子注入法」です。人工授精、体外受精と比べて非常に効率がよく、妊娠率が高いのが魅力ですが、費用は体外受精をはるかに上回りますので、取り組む夫婦が少ないのが現状です。

 

驚くべき葉酸の5つの力!妊娠したいなら絶対飲むべし!

medicine_capsule妊娠を望んでいる人、または妊娠中に摂取すべき成分として「葉酸」が注目されています。初めて聞いたという人もいるかもしれませんが、実は葉酸には想像以上に高い効果が認められているのです。「妊娠を望んでいるのに葉酸を摂らないのは損!」とまで言わしめる、その驚きの効果について詳しくみていきましょう。

 

  • 妊娠率をアップする!

葉酸には卵巣と子宮を元気にする働きがあります。ビタミン12と一緒に摂ることで赤血球の生産を活発にして、血液量を増やします。血液量が増えると血行がよくなり、臓器の働きが活性化するため、子宮や卵巣の機能も活性化するというわけです。不妊の原因の1つに「冷え」がありますが、全身の血行がよくなれば必然的に子宮や卵巣が妊娠しやすい状態に近づきます。さらには、排卵障害の改善や流産の予防にもつながるのです。よい妊娠をするためには、妊娠してからでもよいのですが、を望んでいるのなら、妊娠前から積極的に摂取することが大切です。

 

  • 細胞分裂を促進

葉酸の中には「核酸」があり、これは遺伝子伝達の働きを持っています。つまり、細胞の生成や再生を促進する作用です。細胞分裂がしっかりと行われることで正しい遺伝子伝達が可能となり、さらには遺伝子トラブルによる先天性異常のリスクも低くなります。また、卵子の老化の原因は細胞分裂の低下だといわれているので、妊活中の人はぜひ摂りたい成分ですね。

 

  • スムーズな排卵

オランダの研究によりますと、葉酸には卵胞の発育を促す作用があることがわかっています。卵胞とは、排卵を行う部分であり、卵胞が発育することでよい排卵ができるだけではなく、子宮内膜も厚くなるといううれしい効果が期待できます。妊娠するためには、この卵胞の発育が必要不可欠ですので、妊活中には是非摂りたい成分なのです。さらに、排卵がスムーズになり、排卵障害の改善にもつながります。

 

  • 着床率がアップする!

葉酸には子宮内膜を強くする作用があり、一般的に子宮内膜が厚いほうが妊娠しやすく、受精卵の着床率が高いことがわかっています。残念ながら、受精卵がすべてスムーズに着床するわけではありません。ですから、着床率アップが期待できる葉酸は、妊活中の女性にとってはぜひ摂取したい成分なのです。

 

  • 男性にも効果あり!

染色体このように妊娠を望む女性が葉酸を摂ることでさまざまな効果が期待できますが、実は葉酸には精子の染色体異常リスクを下げるという働きがあることが医療機関により明らかにされています。葉酸を飲んでいる男性は飲んでいない男性よりも、染色体異常が約30%近くも少ないという結果が報告されています。不妊の原因は何も女性側だけに問題があるわけではありません。男性側に原因があることも多く、特に無精子症が増えているのも事実ですし、健康な男性の精子でも染色体異常が見られることもあるのです。ですから、葉酸により、そのリスクを減らし、精子の質が高まるのであれば、男性も一緒に葉酸を摂取すべきだといえるでしょう。

めざせ妊娠!着床期間の過ごし方とは?

body_cell_juseiran1「着床」とは、受精卵が子宮内膜に根付くことをいいます。よい妊娠ができるかどうかは、この着床にかかっていると言っても過言ではありません。卵巣から排卵された卵子が卵管を移動する際、精子と運命の出会いを果たし、受精卵となって細胞分裂を繰り返しながら子宮に到着します。ここまでくるのに10日ほどかかります。その後、子宮内に浮かびながら受精卵が成熟したタイミングを見計らって子宮内膜に着床するのです。うまく着床させるためには、この受精から着床の間の過ごし方が大切です。そこで、着床しやすい体づくりについてご紹介しましょう。

■ 着床できない原因ってあるの?

そもそも卵子と精子がうまく出会わなければ着床も何もありませんが、もし、授精はできているのに着床ではない場合には何らかの原因があるのかもしれません。まず、卵子の質。卵子の質が低下していると、受精卵の細胞分裂がすすまず、成長できないため、着床もできなくなります。つまり、受精卵に着床する力がないのです。また、受精卵は十分育っていても、着床させる側の子宮内膜が受け入れ状態になっていない可能性もあります。他にも女性ホルモンの分泌の問題や子宮筋腫、子宮の異常などが考えられます。これらは「着床障害」と呼ばれ、妊娠するうえの大きな壁となってしまいます。心配な時は一度病院を受診し、子宮に異常がないか、女性ホルモンの分泌の状態などを調べてもらうとよいでしょう。

 

■ 着床期間の過ごし方

着床は目に見えるものではありませんが、排卵の時期がわかれば、着床の時期もだいたいわかります。ですから、着床しやすくするための過ごし方を知っておくことは大切です。

・身体を冷やさない

身体が冷えると子宮の血行も悪くなり、着床しにくくなります。できるだけ身体を温めるのがおすすめです。

・運動

軽いウォーキングやストレッチなどの有酸素運動をすることで血のめぐりがよくなります。子宮内膜の血流量が増え、着床しやすい状態になります。

・食事

バランスのよい食事を心掛け、長ネギやしょうがなど、体を温める食材を積極的に摂りましょう。血液をサラサラにしてくれる青魚や玉ねぎなどもおすすめです。

 

■ 着床の妨げになること

反対にせっかく受精した受精卵が着床するのを妨げる生活習慣もあります。

・喫煙

タバコは血管を収縮させるため、血流が悪くなり、着床を妨げます。

・アルコール

少量なら問題ありませんが、過度な飲酒は肝臓の機能を低下させ血流障害を招きます。

・ストレス

ストレスはスムーズな排卵を阻害するだけできなく、血行を悪くして、着床しくくします。

 

着床期間はこれらのことに注意して過ごすことも大切ですが、その時だけではなく、やはり普段から規則正しい生活をすることがとても重要です。毎月、定期的に生理がきていて、基礎体温のグラフも正常なのになかなか妊娠できない場合は、もしかしたら着床障害が起こっているのかもしれません。きちんと排卵が行われているかを確認するためにも、一度婦人科を受診してみましょう。

生理周期が短い「頻発月経」って妊娠しにくいの?

calender_takujou「今月は生理が早いな」と思ったことがある女性は多いでしょう。なかなか来ないのも心配ですが、あまりにも早いと何か異常があるのではいかと不安になるものです。また、頻発月経は妊娠しにくいこともわかっています。そこで、頻発月経とは何か、その原因、症状、また、対処方法などについて詳しく見ていきましょう。

 

「頻発月経」って何?

生理周期の正常範囲は25日から38日。これがほぼ一定の周期で繰り返されます。たとえば、普段30日周期の人が25日で次の生理が来た場合、「早い」と感じますが、正常範囲なので特に問題ありません。また、その月だけ早かったけれど、次からは元の周期に戻れば全く心配いりません。ストレスや環境の変化、心配事、過労など、ちょっとしたことでも生理周期は変わるものなのです。けれども、24日より短い周期が何回も続くような場合は「頻発月経」が疑われます。月経異常の1つで生理が終わったと思ったらすぐに次の生理がくるのでも1ヵ月に2回くることもあります。一度病院を受診することをおすすめします。

 

頻発月経の原因

主な原因は2つです。1つは、卵巣機能の低下。排卵がうまくできない排卵障害や無排卵月経などが考えられます。もう1つはストレス、食生活、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れること。生理の周期前半の抱卵期にホルモンバランスが崩れると卵胞がしっかりと育つ期間が短くなることで、必然的に生理の周期も短くなるのです。もちろん、更年期障害も原因の1つであり、閉経前には周期が早まったり、不安定になりやすいといわれています。

 

頻発月経の症状は?

頻発月経の周期が短いという症状の他に周期が不安定になることもあります。そのため、卵子や子宮内膜が成熟せず、妊娠しにくい状態に陥るのです。さらに不正出血を起こす人も多く、生理周期は短いのに生理期間が長くなる傾向が見られます。中には10日以上出血が続き、1ヵ月の半分が生理中というケースも少なくありません。

 

治療と対処法

たとえ、周期が24日以下でも毎回安定していれば、問題はないかもしれませんが、生理が10日以上続いたり、周期の変動が激しい場合には治療する必要があります。治療法としては、ホルモン剤を投与して周期を正常化したり、低用量ピルを服用し、生理周期をコントロールするなどが主なものです。ただし、無排卵月経が原因の場合は少し深刻です。無排卵の状態が数ヵ月続いてしまうと自力での排卵が難しくなります。排卵誘発剤を使った治療で排卵を促す必要があります。ですから、妊娠を望んでいたり、妊活中の人は早めの治療がおすすめです。放置時間が長ければ長いほど、治療にも時間がかかります。

 

予防方法ってあるの?

さまざまな原因がありますが、まずは規則正しい健康的な生活を送ることで予防できるケースも少なくありません。半身浴でリラックスしたり、軽い運動やストレッチをしたり、身体を温めて冷えを予防するとよいでしょう。また、基礎体温を測って、排卵の様子を確認することも大切です。医療機関を受診する際、基礎体温のグラフを持参することで、ホルモンバランスの乱れがわかり、適切な治療を早急に始めることができるでしょう。

ズバリ!妊娠力を高める6つの方法とは!?

ninpu_genki赤ちゃんが欲しいと思った時、タイミングよく妊娠するのは至難の業。若い女性は結婚すればスムーズに妊娠するものと思っているかもしれませんが、そんなに簡単なものではありません。まして、年齢と共に卵子の数や卵巣の機能が低下してくるのですから、なおさら難しくなります。そこで、大切なのは、いざ赤ちゃんがほしいとなった時に、理想通り、スムーズな妊娠ができるようにするためには、普段から自分の身体を理解し、妊娠力を高めておくことです。妊娠を望んだ時のために今からしっかりと準備しておきましょう。それでは妊娠力を高める6つの方法を見ていきましょう。

 

・質のよい眠り

良質な卵子を育てるためには、良質な睡眠をきちんととることが大切です。生活のリズムを整えることで、月経サイクルも安定し、毎月の排卵がスムーズに行われます。

 

・バランスのよい食事

過度のダイエットや欧米化した食生活は女性の身体に大きな影響を与えています。ホルモンバランスを崩し、妊娠しにくくしているかもしれません。特に亜鉛不足は卵子の質の低下や排卵障害を招く恐れがあるといわれています。正常な妊娠のためにも1日3食をしっかりと食べて栄養をたっぷり摂ることです。

 

・葉酸の摂取

規則正しい食事をしていてもやはり十分な量を摂取できない成分もあります。たとえば、「葉酸」。これは、妊娠前から妊娠中に渡って卵子の成長や胎児の発育に欠かせない成分です。葉酸を含む食品はたくさんありますが、やはりどうしても食事だけでは十分な量を摂ることは難しいでしょう。そこで、利用したいのがサプリメントです。葉酸をはじめ、ビタミンやミネラルなど妊娠や健康に必要な成分を手軽に摂れるサプリメントはおすすめです。

 

・適度な運動

適度な運動はホルモンの分泌を活性化させるとともに、自律神経を安定させます。また、ストレスを適度に発散することもできます。ただし、過度な運動はNGです。月経サイクルを乱したり、排卵を阻害することもあるので要注意です。

 

・飲酒や喫煙を控える

妊娠したらアルコールやタバコはNGだということはよく知られていますが、妊活中も控えるのがおすすめです。これらは、排卵障害を招いたり、月経不順の原因になることもあるので妊娠力を高めたいのなら控えましょう。

 

・ストレス発散

現代は「高ストレス社会」と言われるほど、多くの人がストレスを感じています。さらに妊娠できないと悩んでいる場合はなおさらです。たかがストレスと侮ってはいけません。ストレスが溜まると卵子の育成の妨げになったり、不眠になるなど、悪循環を招きます。

 

以上6つのことは、特別なことではなく、誰でもすぐにできることばかりです。いざという時のためにもまずは妊娠力を高めていつでも妊娠できるような身体にしておきましょう。また、不安な人は一度医療機関を受診し、自分の生殖器機能について調べておくとよいかもしれません。特に生理不順や基礎体温の波形に異常が見られる場合は排卵がうまくできていない可能性もあります。

妊娠したい人必見!基礎体温でわかること!

iryou_taionkei妊活中の人なら必ずつけているのが基礎体温。約28周期で変化する基礎体温は、妊娠の計画に欠かせないもので、これを元に妊娠力も判断できるといわれています。そのためには3ヵ月ほど測り、その変化を見ることが必要です。そこで、基礎体温のグラフによってどのようなことがわかるのかを詳しくご説明しましょう。

 

  • 基礎体温で何がわかるの?

基礎体温を測ることでわかることは、次の通りです。

・高温期、低温期によって次の生理日

・排卵日の予想

・高温期が続くことで妊娠の可能性を早期にキャッチ

・体調や精神的な安定や不調

・痩せやすい時期と太りやすい時期

・肌あれしやすい時期と安定した時期

・更年期障害の発見

 

  • 基礎体温の特徴によってわかること

毎日基礎体温を測りグラフ化し、その波形の特徴によってさまざまなことが予想できます。

 

・正常 (高温期:37℃前後、12~14日、高温期と低温期の温度差:0.3~0.5℃)

生理周期28日ほどで高温期と低温期が交互に訪れている状態です。排卵日に最も体温が下がるので排卵がわかりやすく、妊娠しやすい波形です。

 

・高温期が長い

排卵後に体温が上がり高温期に入りますが、この期間が短い場合、生殖器や子宮内膜が冷えて血流が悪くなりやすいといえます。この冷えは妊娠しやすいだけではなく、流産しやすいというリスクも高くなります。高温期が10日以下の場合には一度病院を受診し、冷えの改善や血行を促進する対策が必要です。

 

・高温期が安定しない

高温期を維持できず、不安定な場合は排卵が正常に行われていないかもしれません。高温期が維持できないことは、着床がしにくい状態です。

 

・低温期から高温期への移行がスムーズではない

通常、排卵日を境に高温期に一気に移行しますが、なかなか体温が上がらず時間がかかる場合は排卵障害を起こしている可能性があります。数ヵ月続く時は病院を受診しましょう。

 

・波形がガタガタ

ガタガタでも高温期と低温期が確認できれば排卵が行われていると思われますが、排卵日の予想はかなり予想しづらくなります。ストレスや自律神経の乱れが原因かもしれません。

 

・高温期と低温期の温度差が少ない

温度差があまりなく、はっきりと高温期と低温期の確認ができない場合、ストレスや自律神経の乱れの他、卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症などが考えられます。排卵日がわかりにくく妊娠しづらい状態です。

 

・周期が長い

通常は28日周期ですが、低温期が長く続き39日周期以上の場合は稀月月経かもしれません。これは何らかの原因で卵胞の成長に時間がかかっている状態です。それでも排卵があれば問題はありませんが、妊娠を望む場合には低用量ピルなどを利用して周期を28日に近づけたほうがよいでしょう。

 

・高温期が長い

通常、高温期が2週間以上続く場合は妊娠が疑われますが、その可能性がない場合は、黄体ホルモンが過剰に分泌される黄体依存症かもしれません。生理前のような状態が続き、頭痛や倦怠感、情緒不安定などが見られ、排卵しづらくなります。

 

 

このように基礎体温を測ることでさまざまなことがわかります。グラフの波形によって自分が正常な排卵をしているのか、また排卵日の予測も可能になります。妊活中の人はもちろん、未婚の人も一度、基礎体温を測り、身体のリズムを知っておくとよいでしょう。

妊娠しやすい身体は毎日の食事で作る!

syokuji_woman「食生活の改善」は妊活中の女性にとって大切なことの1つです。実は毎日の食生活を少し見直したり、気をつけたりするだけで妊娠しやすい身体に近づけることができるのです。もちろん、それだけですぐに妊娠できるわけではありませんが、妊活としては重要な要素です。しかも、食事は毎日のことなので比較的取り組みやすいでしょう。そこで、妊娠と食生活について詳しくみていきましょう。

  • 妊活と食事

妊娠に限らず、人間にとって食事は生命を維持していくために欠かせません。けれども、バランスの悪い偏った食生活は、さまざまな身体の異常を招いたり、病気につながる危険を伴います。必要な栄養をしっかりと摂取できない場合、生理不順や冷えなどの妊娠を妨げる原因を招いてしまうのです。

  • 妊活中の食事で注意することは?

では、具体的にどのような点に気をつければよいのか詳しくご説明しましょう。

・1食に2たんぱく質

身体を作る主要な栄養素は脂質、糖質、たんぱく質ですが、中でもたんぱく質は筋肉や皮膚、髪などの他、ホルモンの分泌にも深く関わっています。また、胎児の成長にも欠かせない成分です。たんぱく質は比較的多くの食品から摂取することが可能ですが、やはり意識的により多くのたんぱく質が含まれている食品を選んで毎日の食事に取り入れたいところですね。具体的には1回の食事に2種類以上のたんぱく質を入れるのが理想なので、たとえば、肉や魚などをメインに豆腐や卵、大豆製品を副菜に取り入れるようにしましょう。

・亜鉛、鉄分、葉酸

鉄分、亜鉛、葉酸は、普段から不足しがちな栄養素ですが、実は妊娠を望んでいる人には是非摂取してほしい成分です。鉄分は子宮の環境を整える働きを持ち、亜鉛は女性ホルモンの分泌を促進してくれます。そして、葉酸は胎児の脳の発達をサポートしてくれます。妊娠前はもちろん、妊娠してからは特に多く摂りたい成分です。鉄分が多く含まれる食品はほうれん草やレバー、しじみなど、亜鉛はカキ、鮭、牛肉、豚肉、卵黄など、葉酸はレバー、ブロッコリー、アボカド、キウイなどです。葉酸は肉や魚と一緒に摂取することで吸収力がアップしますが、摂りにくい場合や十分な葉酸を摂取するには、葉酸サプリを利用するのも1つの方法です。

・糖質の摂りすぎに注意

ごはんやパン、麺類に含まれる糖質は身体に吸収されやすく、血糖値を上げる作用があります。そのため、過剰摂取は肥満を招いたり、ホルモンバランスを崩してしまいます。できるだけ、摂取を控え、白米を玄米に変えたり、お菓子などの間食を控えるようにしましょう。

・よく噛んで食べる

しっかりとよく噛んで食べることで、神経伝達物質「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは精神を安定させ、心地よい睡眠を促してくれます。妊活の大敵であるストレスやイライラ、不安を高めないようにリズムよく噛んで食べるとよいでしょう。

 

  • 妊活中に控えたい食品

積極的に摂りたい栄養素がある反面、できるだけ避けたい食品もあります。

・身体を冷やす食品

身体が冷えると子宮や卵巣にも冷えが伝わり、妊娠しにくくなります。暑いからといってアイスクリームや冷たい飲み物ばかり摂っていると必然的に身体が冷えてしまいます。妊活中は暑くてもできるだけ、冷たいものを避け、常温の飲み物や温かい食事を心がけましょう。

・飲み過ぎ、食べ過ぎはNG

暴飲暴食は不要な熱や水分が身体に溜まってしまい、血流が悪くなり、妊娠の妨げになります。また、食べ過ぎによって胃腸が疲れると、栄養を運ぶ力が弱まります。