めざせ妊娠!着床期間の過ごし方とは?

body_cell_juseiran1「着床」とは、受精卵が子宮内膜に根付くことをいいます。よい妊娠ができるかどうかは、この着床にかかっていると言っても過言ではありません。卵巣から排卵された卵子が卵管を移動する際、精子と運命の出会いを果たし、受精卵となって細胞分裂を繰り返しながら子宮に到着します。ここまでくるのに10日ほどかかります。その後、子宮内に浮かびながら受精卵が成熟したタイミングを見計らって子宮内膜に着床するのです。うまく着床させるためには、この受精から着床の間の過ごし方が大切です。そこで、着床しやすい体づくりについてご紹介しましょう。

■ 着床できない原因ってあるの?

そもそも卵子と精子がうまく出会わなければ着床も何もありませんが、もし、授精はできているのに着床ではない場合には何らかの原因があるのかもしれません。まず、卵子の質。卵子の質が低下していると、受精卵の細胞分裂がすすまず、成長できないため、着床もできなくなります。つまり、受精卵に着床する力がないのです。また、受精卵は十分育っていても、着床させる側の子宮内膜が受け入れ状態になっていない可能性もあります。他にも女性ホルモンの分泌の問題や子宮筋腫、子宮の異常などが考えられます。これらは「着床障害」と呼ばれ、妊娠するうえの大きな壁となってしまいます。心配な時は一度病院を受診し、子宮に異常がないか、女性ホルモンの分泌の状態などを調べてもらうとよいでしょう。

 

■ 着床期間の過ごし方

着床は目に見えるものではありませんが、排卵の時期がわかれば、着床の時期もだいたいわかります。ですから、着床しやすくするための過ごし方を知っておくことは大切です。

・身体を冷やさない

身体が冷えると子宮の血行も悪くなり、着床しにくくなります。できるだけ身体を温めるのがおすすめです。

・運動

軽いウォーキングやストレッチなどの有酸素運動をすることで血のめぐりがよくなります。子宮内膜の血流量が増え、着床しやすい状態になります。

・食事

バランスのよい食事を心掛け、長ネギやしょうがなど、体を温める食材を積極的に摂りましょう。血液をサラサラにしてくれる青魚や玉ねぎなどもおすすめです。

 

■ 着床の妨げになること

反対にせっかく受精した受精卵が着床するのを妨げる生活習慣もあります。

・喫煙

タバコは血管を収縮させるため、血流が悪くなり、着床を妨げます。

・アルコール

少量なら問題ありませんが、過度な飲酒は肝臓の機能を低下させ血流障害を招きます。

・ストレス

ストレスはスムーズな排卵を阻害するだけできなく、血行を悪くして、着床しくくします。

 

着床期間はこれらのことに注意して過ごすことも大切ですが、その時だけではなく、やはり普段から規則正しい生活をすることがとても重要です。毎月、定期的に生理がきていて、基礎体温のグラフも正常なのになかなか妊娠できない場合は、もしかしたら着床障害が起こっているのかもしれません。きちんと排卵が行われているかを確認するためにも、一度婦人科を受診してみましょう。

生理周期が短い「頻発月経」って妊娠しにくいの?

calender_takujou「今月は生理が早いな」と思ったことがある女性は多いでしょう。なかなか来ないのも心配ですが、あまりにも早いと何か異常があるのではいかと不安になるものです。また、頻発月経は妊娠しにくいこともわかっています。そこで、頻発月経とは何か、その原因、症状、また、対処方法などについて詳しく見ていきましょう。

 

「頻発月経」って何?

生理周期の正常範囲は25日から38日。これがほぼ一定の周期で繰り返されます。たとえば、普段30日周期の人が25日で次の生理が来た場合、「早い」と感じますが、正常範囲なので特に問題ありません。また、その月だけ早かったけれど、次からは元の周期に戻れば全く心配いりません。ストレスや環境の変化、心配事、過労など、ちょっとしたことでも生理周期は変わるものなのです。けれども、24日より短い周期が何回も続くような場合は「頻発月経」が疑われます。月経異常の1つで生理が終わったと思ったらすぐに次の生理がくるのでも1ヵ月に2回くることもあります。一度病院を受診することをおすすめします。

 

頻発月経の原因

主な原因は2つです。1つは、卵巣機能の低下。排卵がうまくできない排卵障害や無排卵月経などが考えられます。もう1つはストレス、食生活、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れること。生理の周期前半の抱卵期にホルモンバランスが崩れると卵胞がしっかりと育つ期間が短くなることで、必然的に生理の周期も短くなるのです。もちろん、更年期障害も原因の1つであり、閉経前には周期が早まったり、不安定になりやすいといわれています。

 

頻発月経の症状は?

頻発月経の周期が短いという症状の他に周期が不安定になることもあります。そのため、卵子や子宮内膜が成熟せず、妊娠しにくい状態に陥るのです。さらに不正出血を起こす人も多く、生理周期は短いのに生理期間が長くなる傾向が見られます。中には10日以上出血が続き、1ヵ月の半分が生理中というケースも少なくありません。

 

治療と対処法

たとえ、周期が24日以下でも毎回安定していれば、問題はないかもしれませんが、生理が10日以上続いたり、周期の変動が激しい場合には治療する必要があります。治療法としては、ホルモン剤を投与して周期を正常化したり、低用量ピルを服用し、生理周期をコントロールするなどが主なものです。ただし、無排卵月経が原因の場合は少し深刻です。無排卵の状態が数ヵ月続いてしまうと自力での排卵が難しくなります。排卵誘発剤を使った治療で排卵を促す必要があります。ですから、妊娠を望んでいたり、妊活中の人は早めの治療がおすすめです。放置時間が長ければ長いほど、治療にも時間がかかります。

 

予防方法ってあるの?

さまざまな原因がありますが、まずは規則正しい健康的な生活を送ることで予防できるケースも少なくありません。半身浴でリラックスしたり、軽い運動やストレッチをしたり、身体を温めて冷えを予防するとよいでしょう。また、基礎体温を測って、排卵の様子を確認することも大切です。医療機関を受診する際、基礎体温のグラフを持参することで、ホルモンバランスの乱れがわかり、適切な治療を早急に始めることができるでしょう。

ズバリ!妊娠力を高める6つの方法とは!?

ninpu_genki赤ちゃんが欲しいと思った時、タイミングよく妊娠するのは至難の業。若い女性は結婚すればスムーズに妊娠するものと思っているかもしれませんが、そんなに簡単なものではありません。まして、年齢と共に卵子の数や卵巣の機能が低下してくるのですから、なおさら難しくなります。そこで、大切なのは、いざ赤ちゃんがほしいとなった時に、理想通り、スムーズな妊娠ができるようにするためには、普段から自分の身体を理解し、妊娠力を高めておくことです。妊娠を望んだ時のために今からしっかりと準備しておきましょう。それでは妊娠力を高める6つの方法を見ていきましょう。

 

・質のよい眠り

良質な卵子を育てるためには、良質な睡眠をきちんととることが大切です。生活のリズムを整えることで、月経サイクルも安定し、毎月の排卵がスムーズに行われます。

 

・バランスのよい食事

過度のダイエットや欧米化した食生活は女性の身体に大きな影響を与えています。ホルモンバランスを崩し、妊娠しにくくしているかもしれません。特に亜鉛不足は卵子の質の低下や排卵障害を招く恐れがあるといわれています。正常な妊娠のためにも1日3食をしっかりと食べて栄養をたっぷり摂ることです。

 

・葉酸の摂取

規則正しい食事をしていてもやはり十分な量を摂取できない成分もあります。たとえば、「葉酸」。これは、妊娠前から妊娠中に渡って卵子の成長や胎児の発育に欠かせない成分です。葉酸を含む食品はたくさんありますが、やはりどうしても食事だけでは十分な量を摂ることは難しいでしょう。そこで、利用したいのがサプリメントです。葉酸をはじめ、ビタミンやミネラルなど妊娠や健康に必要な成分を手軽に摂れるサプリメントはおすすめです。

 

・適度な運動

適度な運動はホルモンの分泌を活性化させるとともに、自律神経を安定させます。また、ストレスを適度に発散することもできます。ただし、過度な運動はNGです。月経サイクルを乱したり、排卵を阻害することもあるので要注意です。

 

・飲酒や喫煙を控える

妊娠したらアルコールやタバコはNGだということはよく知られていますが、妊活中も控えるのがおすすめです。これらは、排卵障害を招いたり、月経不順の原因になることもあるので妊娠力を高めたいのなら控えましょう。

 

・ストレス発散

現代は「高ストレス社会」と言われるほど、多くの人がストレスを感じています。さらに妊娠できないと悩んでいる場合はなおさらです。たかがストレスと侮ってはいけません。ストレスが溜まると卵子の育成の妨げになったり、不眠になるなど、悪循環を招きます。

 

以上6つのことは、特別なことではなく、誰でもすぐにできることばかりです。いざという時のためにもまずは妊娠力を高めていつでも妊娠できるような身体にしておきましょう。また、不安な人は一度医療機関を受診し、自分の生殖器機能について調べておくとよいかもしれません。特に生理不順や基礎体温の波形に異常が見られる場合は排卵がうまくできていない可能性もあります。

妊娠したい人必見!基礎体温でわかること!

iryou_taionkei妊活中の人なら必ずつけているのが基礎体温。約28周期で変化する基礎体温は、妊娠の計画に欠かせないもので、これを元に妊娠力も判断できるといわれています。そのためには3ヵ月ほど測り、その変化を見ることが必要です。そこで、基礎体温のグラフによってどのようなことがわかるのかを詳しくご説明しましょう。

 

  • 基礎体温で何がわかるの?

基礎体温を測ることでわかることは、次の通りです。

・高温期、低温期によって次の生理日

・排卵日の予想

・高温期が続くことで妊娠の可能性を早期にキャッチ

・体調や精神的な安定や不調

・痩せやすい時期と太りやすい時期

・肌あれしやすい時期と安定した時期

・更年期障害の発見

 

  • 基礎体温の特徴によってわかること

毎日基礎体温を測りグラフ化し、その波形の特徴によってさまざまなことが予想できます。

 

・正常 (高温期:37℃前後、12~14日、高温期と低温期の温度差:0.3~0.5℃)

生理周期28日ほどで高温期と低温期が交互に訪れている状態です。排卵日に最も体温が下がるので排卵がわかりやすく、妊娠しやすい波形です。

 

・高温期が長い

排卵後に体温が上がり高温期に入りますが、この期間が短い場合、生殖器や子宮内膜が冷えて血流が悪くなりやすいといえます。この冷えは妊娠しやすいだけではなく、流産しやすいというリスクも高くなります。高温期が10日以下の場合には一度病院を受診し、冷えの改善や血行を促進する対策が必要です。

 

・高温期が安定しない

高温期を維持できず、不安定な場合は排卵が正常に行われていないかもしれません。高温期が維持できないことは、着床がしにくい状態です。

 

・低温期から高温期への移行がスムーズではない

通常、排卵日を境に高温期に一気に移行しますが、なかなか体温が上がらず時間がかかる場合は排卵障害を起こしている可能性があります。数ヵ月続く時は病院を受診しましょう。

 

・波形がガタガタ

ガタガタでも高温期と低温期が確認できれば排卵が行われていると思われますが、排卵日の予想はかなり予想しづらくなります。ストレスや自律神経の乱れが原因かもしれません。

 

・高温期と低温期の温度差が少ない

温度差があまりなく、はっきりと高温期と低温期の確認ができない場合、ストレスや自律神経の乱れの他、卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症などが考えられます。排卵日がわかりにくく妊娠しづらい状態です。

 

・周期が長い

通常は28日周期ですが、低温期が長く続き39日周期以上の場合は稀月月経かもしれません。これは何らかの原因で卵胞の成長に時間がかかっている状態です。それでも排卵があれば問題はありませんが、妊娠を望む場合には低用量ピルなどを利用して周期を28日に近づけたほうがよいでしょう。

 

・高温期が長い

通常、高温期が2週間以上続く場合は妊娠が疑われますが、その可能性がない場合は、黄体ホルモンが過剰に分泌される黄体依存症かもしれません。生理前のような状態が続き、頭痛や倦怠感、情緒不安定などが見られ、排卵しづらくなります。

 

 

このように基礎体温を測ることでさまざまなことがわかります。グラフの波形によって自分が正常な排卵をしているのか、また排卵日の予測も可能になります。妊活中の人はもちろん、未婚の人も一度、基礎体温を測り、身体のリズムを知っておくとよいでしょう。

妊娠しやすい身体は毎日の食事で作る!

syokuji_woman「食生活の改善」は妊活中の女性にとって大切なことの1つです。実は毎日の食生活を少し見直したり、気をつけたりするだけで妊娠しやすい身体に近づけることができるのです。もちろん、それだけですぐに妊娠できるわけではありませんが、妊活としては重要な要素です。しかも、食事は毎日のことなので比較的取り組みやすいでしょう。そこで、妊娠と食生活について詳しくみていきましょう。

  • 妊活と食事

妊娠に限らず、人間にとって食事は生命を維持していくために欠かせません。けれども、バランスの悪い偏った食生活は、さまざまな身体の異常を招いたり、病気につながる危険を伴います。必要な栄養をしっかりと摂取できない場合、生理不順や冷えなどの妊娠を妨げる原因を招いてしまうのです。

  • 妊活中の食事で注意することは?

では、具体的にどのような点に気をつければよいのか詳しくご説明しましょう。

・1食に2たんぱく質

身体を作る主要な栄養素は脂質、糖質、たんぱく質ですが、中でもたんぱく質は筋肉や皮膚、髪などの他、ホルモンの分泌にも深く関わっています。また、胎児の成長にも欠かせない成分です。たんぱく質は比較的多くの食品から摂取することが可能ですが、やはり意識的により多くのたんぱく質が含まれている食品を選んで毎日の食事に取り入れたいところですね。具体的には1回の食事に2種類以上のたんぱく質を入れるのが理想なので、たとえば、肉や魚などをメインに豆腐や卵、大豆製品を副菜に取り入れるようにしましょう。

・亜鉛、鉄分、葉酸

鉄分、亜鉛、葉酸は、普段から不足しがちな栄養素ですが、実は妊娠を望んでいる人には是非摂取してほしい成分です。鉄分は子宮の環境を整える働きを持ち、亜鉛は女性ホルモンの分泌を促進してくれます。そして、葉酸は胎児の脳の発達をサポートしてくれます。妊娠前はもちろん、妊娠してからは特に多く摂りたい成分です。鉄分が多く含まれる食品はほうれん草やレバー、しじみなど、亜鉛はカキ、鮭、牛肉、豚肉、卵黄など、葉酸はレバー、ブロッコリー、アボカド、キウイなどです。葉酸は肉や魚と一緒に摂取することで吸収力がアップしますが、摂りにくい場合や十分な葉酸を摂取するには、葉酸サプリを利用するのも1つの方法です。

・糖質の摂りすぎに注意

ごはんやパン、麺類に含まれる糖質は身体に吸収されやすく、血糖値を上げる作用があります。そのため、過剰摂取は肥満を招いたり、ホルモンバランスを崩してしまいます。できるだけ、摂取を控え、白米を玄米に変えたり、お菓子などの間食を控えるようにしましょう。

・よく噛んで食べる

しっかりとよく噛んで食べることで、神経伝達物質「セロトニン」が分泌されます。セロトニンは精神を安定させ、心地よい睡眠を促してくれます。妊活の大敵であるストレスやイライラ、不安を高めないようにリズムよく噛んで食べるとよいでしょう。

 

  • 妊活中に控えたい食品

積極的に摂りたい栄養素がある反面、できるだけ避けたい食品もあります。

・身体を冷やす食品

身体が冷えると子宮や卵巣にも冷えが伝わり、妊娠しにくくなります。暑いからといってアイスクリームや冷たい飲み物ばかり摂っていると必然的に身体が冷えてしまいます。妊活中は暑くてもできるだけ、冷たいものを避け、常温の飲み物や温かい食事を心がけましょう。

・飲み過ぎ、食べ過ぎはNG

暴飲暴食は不要な熱や水分が身体に溜まってしまい、血流が悪くなり、妊娠の妨げになります。また、食べ過ぎによって胃腸が疲れると、栄養を運ぶ力が弱まります。

 

 

 

教えて!「妊活」で行う6つのこと!

ninshin_onaka2就活や婚活、就活など、○○活という言葉がすっかり定着していますが、今、最も注目されているのは「妊活」かもしれません。妊活とは、妊娠活動の略。流行語にも選ばれているので、多くの女性が感心を持っていることがわかりますね。芸能人でも妊活のために休業する人もいるくらいです。そこで、「妊活」とはいったいどのようなものなのか、詳しくご説明しましょう。

 

  • 妊活とは?

妊活とは、妊娠に関する正しい知識を身につけ、身体の状態をきちんと把握したうえで、妊娠するための前向きな活動を行うことです。体調管理を心掛け、妊娠を想定した人生設計を考えることをいいます。35歳を過ぎると卵子が老化し、妊娠しにくくなるという現状を認識し、意志を持って授かるという意識のもと、妊娠、出産を実現できるように生活していくものです。ただし、現在のところ、妊娠に不安を持っている人は多いものの、実際に妊活している人は少ないようです。

 

  • 妊活って何をするの?

具体的には妊娠しやすい身体をつくるための対策です。

・基礎体温を測る

身体のリズムや状態を把握するためには基礎体温を毎日つけることが大切です。排卵の周期を知り、妊娠しやすい時期を知っておきましょう。

 

・食生活

栄養バランスを考えた食事を心掛けること。1日3食しっかりと食べるのはもちろん、バランスも考慮することで妊娠しやすくなります。

 

・冷え対策

身体を冷やすことは妊娠しにくいだけではなく、さまざまな病気を招く原因になります。身体が冷えると血行が悪くなり、これが子宮の機能を低下させるといわれています。部屋の温度を下げ過ぎないようにして、飲み物もできるだけ温かいものを飲むようにするとよいでしょう。

 

・軽い運動

身体を動かすことで血行がよくなり、冷えの改善につながります。また、軽い運動は酢智レスを発散し精神的な安定が期待できます。

 

・睡眠

成長ホルモンが分泌される「ノンレム睡眠」。実はこの成長ホルモンには他のホルモンを調整する作用があると言われています。つまり、妊娠と深い関係がある女性ホルモンの分泌にも大いに影響を及ぼすというわけです。また、卵子を攻撃する作用をもつ「活性酸素」を睡眠時に分泌される睡眠ホルモンが除去してくれます。ただ長い時間寝ればよいというものではなく、良質で自分に合う睡眠時間を見つけることが大切です。

 

・葉酸摂取

葉酸は細胞分裂を行う際に大変重要な働きをするといわれています。そのため、特に妊娠初期には欠かせない成分です。妊娠する前から積極的に摂取するとよいでしょう。ただし、水で流れやすい葉酸は、食事から十分な量を摂るのは難しいため、サプリメントを利用するのがおすすめです。

 

 

妊活は、赤ちゃんがほしいと思った時から始めるものと思われがちですが、実はそうではありません。まだ、結婚、妊娠を希望する前の段階から妊活を行うことが、やがて妊娠を望んだ時にスムーズに赤ちゃんを授かることにつながるのです。そのためには、まずは自分の生理周期、排卵のタイミングなどを正しく知り、規則正しい生活をすることから始めましょう。

「卵子は老化する」はホントだった!

thumbnail_body_cell_juseiran数年前からよく言われている「卵子は老化する」。これは未婚の女性やこれから出産という女性にとってかなりショッキングなことですね。けれども、結論を言ってしまえば、間違いなく卵子は年齢と共に減り続け、老化していくのです。いったい女性の体でどのようなことが起こっているのか、詳しく見ていきましょう。

 

老化した卵子は形がいびつ!?

卵子も筋肉や心臓などの臓器と同じように加齢とともに少しずつ機能が衰えていきます。初潮を迎えるまでは休眠状態にあるのですが、その間でさえも老化しているのです。実は、女性の体に卵子が最も多い時期は生まれたばかりの赤ちゃんの時で、初潮を迎えるころにはナント1/10程度にまで減ってしまいます。しかも、その後はスピードを増して減少していくと言われています。卵巣は毎月1個の卵子を排出していますが、これは数百個の中の1つです。つまり、卵子が減少するというのは、この数百個の部分のことで、閉経を迎える頃には、ほぼゼロになります。また、20代の卵子はきれいな円形で整っていますが、30代後半になると形が楕円形やいびつになってしまいます。しかも、形が崩れている卵子は授精しにくかったり、細胞分裂がうまくできなかったり、着床しにくいなどの問題があるのです。これが、年齢を重ねるごとに妊娠する確率が減る原因だといえるでしょう。

卵子が老化すると言われてもピンとこない人も多いと思いますが、それもそのはずです。卵子の老化は、お肌や筋肉のように自分の目でその変化を確認することができないからです。けれども、卵巣の組織写真を見ると、20代の卵巣には密に卵子が詰まっていますが、40代の卵巣はまばらに卵子が見えるそうです。これは、女性なら誰にでも起こることであり、いくらアンチエイジングをしても自分ではどうすることもできません。

 

卵子は偉大?

女性は毎月、左右どちらかの卵巣から1個の卵子を排卵しますが、実は卵子は人間の体の中で一番大きな細胞です。精子は顕微鏡で覗いて初めて見えますが、卵子は直径0.1~0.2mmもあるので、肉眼でも見えるサイズなのです。そしてその小さな卵子が子宮の中で胎児にまで成長し、1つの個体として世の中に誕生することを考えると、卵子がいかに偉大であるかがよくわかります。ただし、これには授精が必要です。毎月、排卵された卵子はたった1つの精子との出会いを求めていますが、出会えなければ剥がれ落ち、経血となって排出されます。余談ですが、日本の神社は、子宮をイメージして作られていることをご存知でしょうか。鳥居は膣の入り口、本殿が子宮、鳥居から本殿までの「参道」は「産道」だそうですよ。

 

卵子の凍結保存

夫婦のどちらにも疾患がないのに妊娠できない場合は、卵子の老化が大きく影響しているのかもしれません。老化した卵子は授精をしても細胞分裂が止まり、正常な妊娠に結びつかないことも多いのです。そのため、現在、卵子が若くて元気なうちに取り出して保管する、卵子の凍結保存が注目されています。これは本来、がんなどの病気の人が放射線の影響から卵子を守るために利用するものですが、最近は健康な独身女性の卵子を保存するという目的で行っているクリニックも増えてきています。ただし、保管した卵子を使っても必ずしも妊娠できるとは限りません。

 

不妊につながる卵子の老化

卵子が老化するということが言われるようになったのはほんの数年前からですが、今、30代後半から40代で妊娠を望んでいるのになかなか妊娠できない人の多くは、その事実を知らずに過ごしてきたといいます。年を取ってもお互いの生殖器に問題がなければ妊娠するものだと思ってきたのですが、ここにきて不妊の原因の1つが卵子の老化だということを知り、後悔しているようです。ですから、今、10代、20代の女性は「いつかは子供を…」悠長に構えず、妊娠にはベストなタイミングがあるということをしっかりと認識したうえで、結婚、出産を考えることをおすすめします。

 

葉酸が卵巣の働きをよくする!

卵子の老化は自分ではどうすることもできないと諦めている人に朗報です。実は葉酸には卵巣や子宮の機能をよくする作用があるのです。不妊の大敵である「冷え」は代謝と血行を悪くするのですが、これが卵巣や子宮の機能を衰えさせると言われています。葉酸には造血作用があり、血液の量を増やすことで代謝と血行がよくなります。ですから、妊娠を望んでいるのなら、積極的に葉酸を摂取することをおすすめします。ただし、葉酸は普段の食事ではなかなか摂取が難しいので、葉酸サプリなどを上手に利用するとよいでしょう。