卵子の寿命は?タイムリミットを知って妊娠確率アップ!

kaden_kisotaionkei妊娠するためには健康な卵子は欠かせません。けれども、毎月排卵が行われることはわかっていても、いつ排卵され、どれくらいの寿命があるかについてははっきりとわかっている人は少ないのかもしれません。排卵のタイミング、妊娠可能な期間を知ることは妊娠の確率アップにつながります。そこで、生理と排卵、卵子の寿命について詳しくみていきましょう。

 

  • そもそも生理とは?

「月経」とも呼ばれる生理は、女性だけに見られる出血のことです。子宮は、妊娠するために子宮内膜を厚くして準備をしますが、受精しなかった場合はその子宮内膜の一部が剥がれます。これが生理の時の血液です。ですから、妊娠した場合はこの出血が起こらないというわけです。そして、年齢を重ねると卵巣の中に卵子を作る卵胞がなくなってしまうため、閉経を迎えることになります。

 

  • 排卵とは?

排卵とは、卵巣が卵子を排出することで月に一度、左右どちらかの卵巣から排出されます。

卵子が精子と授精しなかった場合は、子宮内膜の一部が剥がれ落ち、生理が始まります。時期には個人差がありますが、一般的には生理の2週間ほど前に排卵が起こります。

 

  • 卵子の寿命

卵巣から排出された卵子の寿命は24時間ですが、妊娠可能な時間は6~8時間しかありません。ただし、個人差があり、年齢が若く、規則正しい生活をしている人の方がより寿命が長いようです。

 

  • 卵子の寿命を伸ばすには?

卵子の老化が寿命を短くしてしまいます。歳だからと諦めず、生活習慣を見直すことから始めてみましょう。

・睡眠を十分とる

・適度な運動

・バランスのよい食事

・体を冷やさない

・喫煙しない

 

  • 自分の排卵日を知ろう!

妊娠への近道は自分の排卵日を正確に知ることです。そのためには、基礎体温を測り、生理周期を知ることが大切です。基礎体温は生理前の高温期と生理から排卵までの低温期に分かれており、排卵日を起点として入れ替わります。排卵日の前後1週間が妊娠しやすい時期、その中でも排卵日付近の2~3日が最も妊娠しやすい期間となります。ただし、生理不順の人は、周期がわかりにくいので、排卵日の予想もしにくくなります。

生理不順と妊娠検査薬!どうやって判断するの?

ninshin_kensa_positive妊娠したかも?と思った時、病院に行く前にまずは妊娠検査薬を使ってセルフチェックする人が多いようですね。いきなり病院に行くのは勇気がいりますし、かといって悶々と過ごすのも憂鬱。ですから、尿検査で気軽に妊娠の可能性を判断できる妊娠検査薬を使う人が多いのも納得です。けれども、生理が毎月一定の周期で来る人にはとても有効ですが、生理不順の人の場合、いつ検査薬を使えばいいのか、どのくらい信用できるのか気になりますね。そこで、生理不順の人が妊娠検査薬を使うタイミングや妊娠の判断の方法などをご紹介しましょう。

 

  • 妊娠検査薬ってどんなもの?

現在出回っている妊娠検査薬は、受精卵が着床する時に増加するホルモン「hCG」を検知することで妊娠している可能性を知ることができるものです。市販品の場合、尿の中にhCGが50mIU/ml以上になった時、陽性の反応が見られます。個人差がありますが、濃度がしっかりと上がるのは生理予定日から1週間後であり、これ以前ではたとえ妊娠していても、反応がきちんと出ないかもしれません。また、反対に1週間以内でもはっきりと陽性反応が出ることもあります。

 

  • 生理不順の人はいつ検査すればいいの?

生理周期が整っている人は生理予定日の1週間後以降に検査すればよいのですが、生理が不順な場合は悩むところです。生理予定日を特定できない時は前回の生理から45日ほど経ったころに検査してみるとよいでしょう。または、妊娠の可能性がある性行為の日がわかれば、その3週間後以降も1つの目安になります。

 

  • どうやって妊娠を判断するの?

生理が不順な人の場合、たとえ妊娠していても検査薬では陰性になることも少なくありません。もちろん、本当に妊娠していない場合もありますが、もしかしたら検査のタイミングが早すぎただけかもしれません。妊娠初期に見られる吐き気や微熱、倦怠感などがある時は、もう少し様子を見てから再度検査薬を使うか、病院を受診するとよいでしょう。

 

  • 妊娠しているのに陰性になるケース

妊娠検査薬の結果が陰性なのに生理が遅れてしまう原因は、ホルモンの分泌異常や多嚢胞性卵巣症候群、早期閉経など、いくつかの原因がありますが、妊娠しているのに陰性になることも少なくありません。

・検査のタイミングが早すぎた

生理が不順だと生理予定日を予測するのが困難なうえ、少しでも早く妊娠を確認したいという気持ちから、どうしてもフライング気味に検査薬を使用する人が多いのです。ですから、妊娠が疑われる性交の日を基準に3週間を目安に検査してみるとよいでしょう。

 

  • 尿の濃度や量が少ない

尿中のhCGの濃度に反応する妊娠検査薬は、尿の量が少なかったり、何らかの理由で尿が薄くなっている場合には、正しい結果が出ないこともあります。ですから、できれば、尿の量も濃度も十分な寝起きに検査することをおすすめします。

 

  • 多胎児

ごく稀なケースとして双子や三つ子を妊娠している場合に陰性になることがあります。多胎児の場合、通常の妊娠よりもhCGの濃度が高くなるため、妊娠検査薬が感知可能な範囲を越えてしまうことで陰性になるのです。

 

 

このように生理不順の人は妊娠検査薬を使うタイミングやその結果の判断が難しいと思われますが、妊娠初期に見られる症状と合わせて判断するとよいでしょう。もちろん、生理不順を治療することも大切なので、妊娠を望んでいる場合には一度病院を受診することをおすすめします。もしかしたら、他の病気が隠れている可能性もゼロではありません。

新技術!排卵日検知ブレスレット「Ava」とは!?

mark_ninpu妊娠を望む人もそうでない人にとっても、非常に画期的な商品が発売されました。その名も「Ava(エイバ)」。世界初のウェアラブル排卵期トラッカーで約89%の確率で妊娠可能期間、つまり排卵期を教えてくれるというブレスレットです。アメリカではすでに話題になっており、「ピル以来の素晴らしい発明」と言われています。そんな画期的な商品について詳しくご紹介しましょう。

 

  • 「Ava」ってどんなもの?

このブレスレットはエイバが開発したもので、取り付けられたセンサーが就寝中にデータを収集して排卵期を検知します。毎日手首に付けて寝るだけで、脈拍、体温、心拍数、呼吸数、生体インピーダンスなどを測定し、目覚めた時にスマートフォンに接続。それらのデータを専用アプリが分析し、排卵日を導き出すというしくみです。一見するとアップルウォッチに似たスマートな形状なので違和感なくつけられます。

 

  • 価格

AvaはFDA(アメリカ食品医薬品局)も認めている排卵日トラッカーです。現在のところ、価格は199ドル(約2万円)ほどで、医師の処方がなくても購入できます。89%の高い確率で排卵日がわかれば、妊娠がしやすくなることは間違いありません。また、避妊にも大いに役立つでしょう。

 

  • 健康体でも妊娠の可能性は25%

メーカーによると女性の妊娠可能期間は1ヵ月に6日ほどですが、実際に妊娠できるのはそのうちの3日程度。健康体で20代前半の若いカップルが避妊をしない場合でも月経1周期の中で妊娠する可能性は25%だというのですから、いかに自然妊娠が難しいかがわかります。

 

  • 「Ava」への期待

今までは妊娠したいと思った時には、数ヵ月基礎体温を測り、自分の排卵期を予測することから始めるのが一般的でした。ですから、妊娠までに時間がかかっていましたが、このブレスレットを使えば自分で基礎体温を測るよりも、より正確に妊娠可能期間がわかるので、妊娠の実現までにかかる時間がかなり短縮できるのです。今後の不妊治療や妊活の場での活躍が期待できます。

 

今すぐチェック!意外に知られていない男性の不妊事情!

ninshin_couple_no一昔前までは不妊というと女性側に問題があると思われがちでしたが、実際にはそうではありません。実は妊娠できない夫婦の40%は男性不妊が原因だと言われています。以前、ダイヤモンド☆ユカイさんが無精子症であることを告白し、話題になったことは記憶に新しいでしょう。WHOの報告でははっきりとわかっている原因は男女比で見るとだいたい半々くらいだということです。それなのに日本では今だに不妊といえば女性に問題があると思う人が多いのが現状なのです。しかも、男性自身が自分は大丈夫だという自信を持っていることも否ません。そのため、検査を受けるのを嫌がる人も多く、原因究明に時間がかかるケースも増えています。また、検査の結果、男性不妊であることがわかると、自分は大丈夫と思っていた反動で、大きなショックを受けるというわけです。そこで、あまり知られていない男性不妊について詳しく見ていきましょう。

 

男性不妊とは?

男性不妊は大きく3つに分けられます。

・造精機能障害

これは精巣でうまく精子を作ることができない状態で、精子の数が少なかったり、精子の奇形、精子の運動率の低下などが見られます。生活スタイルの変化に伴い、造精機能障害の男性が年々増えているのが現状です。

 

・精路通過障害

精子はきちんと作られているにも関わらず、うまく運ばれない状態です。

 

・性機能障害

性交時に勃起しないEDや射精障害などのことを指します。

 

 

男性不妊の原因

成長過程で何らかの影響を受けてしまう先天的なものや生まれながらの遺伝的な要因などのほか、現代社会では生活習慣が大きく関わっていると考えられます。たとえば、過度のストレスや肥満のほか、糖尿病や性感染症、また喫煙や飲酒も生殖機能の低下を招くことがわかっています。さらに、男性は年齢を重ねても妊娠力があると思われがちですが、女性同様、加齢と共に少しずつ機能が低下していくことも大きく影響します。

 

自分でチェックしてみよう!

まさか自分が不妊の原因になっているとは思ってもいない男性たち。その無自覚が一番問題です。男性不妊のうち、性機能障害のように自覚できるものは別として、造精機能障害と精路通過障害は検査をして初めてわかることなので自分ではわかりません。そこで自分でできるセルフチェックを利用してみるのがおすすめです。どのチェックリストを利用するかによって項目は多少違いますが、だいたいこんな感じです。

・喫煙する

・ストレスを感じている

・ファーストフードやインスタント食品をよく食べる

・好き嫌いが多い

・性病にかかったことがある

・左右の精巣のおおきさが違う

・思春期に高熱がでる病気にかかった

・過度の飲酒

・性欲がない

・妊活をはじめて1年以上経つ

・性交時に勃起しない(ED)

 

これらのチェックリストのうち、半分以上当てはまる場合は要注意ですが、半分以下でも不妊予備軍の可能性もあります。特に明らかにEDの症状や精巣に違和感がある場合は一度病院を受診してしかるべき検査を受けておくことをおすすめします。

体外受精の培養液で平均158kgの差!さらに出生率にも影響!?

scince_beaker不妊治療の1つである「体外受精」は、人工授精でも妊娠できなかった場合に次のステップとして行う不妊治療のことです。体内での授精が難しいと判断された場合、子宮から採取した卵子と精子を体外で授精させた後に子宮に戻すという方法。体外受精の妊娠率は20%前後ですが、どこで受けるか、年齢、生殖機能の状態によって大きく変わってきます。また、費用が高くなるため、人工授精でうまくいかなくても、体外受精に進むかどうか、悩む夫婦も多いようです。そんな体外受精についてこのたび、極めて興味深い研究結果が発表されました。これから妊娠を望んでいる人や不妊治療を始めようと考えている人は、必見ですよ。

 

  • 体重158gの違い

体外受精の培養液の種類によって、生まれてくる赤ちゃんの体重に差が生じることをオランダの研究チームが発表しました。培養液とは、受精卵を育てるための重要な液体であり、その種類は実に豊富です。しかし、この培養液の質が悪いと良質な受精卵は育ちません。つまり、培養液は体外受精の成功と深く関わっているといえます。オランダチームでは、2010年から2年間に渡り、836組のカップに協力してもらい、世界的によく使われている2種類の培養液を使って体外受精を行い、生まれた子供380人の出生時の体重を記録。その結果、平均して158gの違いがあることがわかったということです。また、出生率についても6%の違いが生じました。

 

  • 培養液の現状

培養液は受精卵を育てたり、精子の選別などの際、重要な働きを持つものであるにも関わらず、その成分等については詳細が明らかになっていないのが現状です。日本でも厚生労働省の研究班が2011年に有害な化学物質が高濃度で含まれているという研究結果を発表しています。培養液の成分等が不透明なことを危惧する声は多く、安全性を見直すべきだという声が年々高まっています。今回のオランダの研究発表を受けて、今後はますますその必要性が高まってくると思われます。

そこが知りたい!無排卵月経の症状は?妊娠できるの?

character_egg妊娠には排卵していることが何よりも大切です。「私は毎月生理があるから大丈夫!」と思っている人も多いようですが、実はきちんと生理があっても排卵していないというケースもあるのです。実際には生理不順の人に多く見られるので、排卵しているかどうかを生理の有無だけで判断するのは難しいのが現状です。また、無排卵月経の場合、妊娠ができるのかどうかも気になるところ。そこで、無排卵月経の症状や治療法、妊娠できるかどうかなどについて詳しくご説明しましょう。

 

  • 無排卵月経とは?

毎月、または定期的に生理があるものの、排卵していない状態。排卵障害の1つで不妊の原因になることもあります。30代の女性に多く見られますが、生理があることから、気付きにくいのが特徴です。不妊治療を始めてからわかることも少なくありません。

 

  • 無排卵月経の症状と特徴

無排卵月経の症状としては、生理周期が不安定なことが多く、1ヵ月に2回あったり、数ヵ月もこなかったり、たとえ生理があっても量が少なかったり、いつまでもダラダラと続くなどです。ただし、毎月生理がきちんとあるのに無排卵月経の人もいるので注意が必要です。もちろん、ストレスや環境の変化などで周期が乱れることもありますが、それは一時的なもの。長期間続くようなら無排卵月経かもしれません。具体的な特徴は次の通りです。

・生理周期が24日より短い、または39日より長い

・出血が2日程度、または9日以上続く

・生理時の出血量が20g以内または140g以上

中でも周期が19日以内の頻発月経では60%、51日以上の稀発月経では30%の確率で無排卵月経だと言われています。つまり、それほど珍しいことではないということです。

 

  • 無排卵月経かどうかの確認方法は?

生理の周期や状態だけではなく、基礎体温によってもある程度は判断が可能です。排卵がある正常な場合は排卵時に基礎体温が上がり、生理が始まると下がるという変化が見られますが、無排卵の場合はプロゲステロンが分泌されません。そのため、基礎体温は上がらず、基礎体温は低いままとなります。ただし、体調などによって基礎体温に異常がみられる場合もあるので、最低でも3ヵ月ほどは基礎体温を測ることが大切です。その結果、基礎体温が上がらないようなら、一度婦人科を受診しましょう。また、最近では排卵検査薬を使うという確認方法もありますが、水分量の違いによって陽性反応が出ることも少なくないため、基礎体温も併せて確認するのがおすすめです。

 

  • 原因は?

原因は卵巣機能の異常だと言われており、脳が卵巣にうまく排卵の指令が出せないことが考えられます。その要因としては、無理なダイエット、激しい運動、強いストレス、生活習慣、禁煙、冷えなど、さまざまです。

 

  • 治療法は?

無排卵月経の治療法としては、ストレスを取り除くこと、ホルモンバランスを整えることのほか、排卵誘発剤の使用があります。特に妊娠を望んでいる場合は、婦人科の治療で適用されることが多く、排卵率は70%ほどになります。

 

  • 無排卵月経でも妊娠は可能?

完全な無排卵の状態では、残念ながら妊娠は期待できません。ですから、妊娠を望んでいる場合は1日も早く婦人科で診断を確定し、適切な治療を始めることです。もちろん、排卵できるようになれば、妊娠も期待できるのでまずは正しい診断、治療が必要です。

 

 

 

 

妊娠に効果あり!葉酸っていつから飲めばいいの?

taiji葉酸が妊娠に高い効果をもたらすことは、ここ数年で広く浸透してきました。卵巣の機能を改善し、元気な卵子を排出、さらに子宮の状態をよくして受精卵が着床しやすくしてくれる葉酸。妊娠したい人にとって、ぜひ摂取したい成分ですが、飲み始める時期について迷う人もいる多いようです。妊娠したいと思った時に慌てて摂り始めても効果があるのか、妊娠の予定がない頃から摂り始めるのがよいのか、葉酸のおすすめの摂取方法について詳しくみていきましょう。

 

  • 葉酸とは

葉酸はほうれん草の葉っぱから抽出されたものです。葉酸の漢字を見てもわかるように「葉」と「酸」でできています。たんぱく質や核酸の合成をサポートし、「造血ビタミン」と呼ばれているように赤血球の形成にも深く関わっています。また、動脈硬化の原因となるアミノ酸「ホモシステイン」の血中濃度を下げる働きもあります。胎児の発育の面では、細胞分裂を促進する作用によって受精卵を成長させるという大切な働きも持っています。そのため、できれば妊婦は1日に440ug、授乳期でも340ugの葉酸を摂取することが推奨されているのです。

 

  • いつから葉酸を摂取すればいいの?

葉酸は妊娠だけではなくさまざまなよい効果が期待できるため、普段から摂取するのがおすすめですが、厚生省では妊娠の1ヵ月以上前から摂ることを推奨しています。ただし、これは「最低でも」ということなので、女性はできるだけ早く摂り始めるのが賢明です。妊娠がわかった時点ではすでにDNAが形成されています。つまり、最も葉酸を必要としている時期を過ぎてしまっているのです。ですから、数ヵ月前から摂取しておくと安心です。だからといって、妊娠がわかった後に葉酸を摂ることが意味がないわけではありません。妊娠してからも3ヵ月くらいまでは胎児の成長にとって葉酸が高い効果を発揮するため、流産や障害のリスクを抑えてくれますよ。

 

  • 1日の摂取量は?

妊娠を望んでいる場合は、1日400ugは摂りたいところです。ほうれん草なら2束が目安。ただし、葉酸は水溶性ビタミンなので加熱によって破壊されることを見越して、400ug摂るには4束必要になりますが、普段の食事でほうれん草を4束食べるのは難しいのが現状です。そこで葉酸サプリ。食事を気にせず、気軽に葉酸をきちんと摂りたいなら断然サプリメントがおすすめです。そして、飲むタイミングは吸収率がアップする食後がよいでしょう。

寝る子は妊娠する!?妊娠しやすい時間帯とは?

suimin_woman質のよい眠りは健康を保つ上でとても重要です。まして妊活中ならなおさら十分な睡眠と最適な時間帯にしっかりと寝ることが大切になります。ただし、ただたくさん寝ることがよいというわけではありません。寝る時間帯や睡眠時間など、少し気を付けることでグンと妊娠を近づけることができるのです。そこで、睡眠と妊娠しやすさの関係や妊活中に適した睡眠時間などについて詳しくご説明しましょう。

 

  • 睡眠と妊娠

睡眠には浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があります。就寝直後はノンレム睡眠から入り、約90分ごとにレム睡眠と交互に繰り返されます。レム睡眠の間は、体は休んでいても脳は動いている状態で、ノンレム睡眠の間は体も脳も休んでいる状態です。そして、妊娠と密接な関係があると言われているのがノンレム睡眠。それは、ノンレム睡眠の間は成長ホルモンが分泌されるからです。成長ホルモンには、他のホルモンの分泌を調整する働きがあり、妊娠と関係が深い女性ホルモンの分泌にも影響を及ぼすのです。妊娠しやすい体を作るためには、女性ホルモンが正常に分泌されることが必須条件となります。また、体にとって敵である活性酸素は卵子を攻撃するのですが、睡眠時に分泌される「睡眠ホルモン」には活性酸素を抑える働きがあることがわかっています。そのため、しっかりと睡眠しなければ、睡眠ホルモンが分泌されず、卵子の熟成が阻害される可能性もあるのです。

 

  • 最適な睡眠時間とは?

妊活のためにはただ寝るだけではなく、最適な睡眠時間を目安にするのがおすすめです。よく言われているのは、レム睡眠とノンレム睡眠の90分のサイクルに合わせて、90分の倍数。つまり、6時間、7時間半などです。眠りが浅いレム睡眠の時に起きるとスムーズに起きられることから、寝始める時間を計算している人もいるようです。ただし、最適な睡眠時間は人によってさまざまなので、自分が最も熟睡感があり、朝もスッキリと起きられる睡眠時間を見つけることが重要です。

 

  • 最適な時間帯とは?

睡眠時間も大切ですが、どの時間帯に寝るのかも重要です。睡眠には成長ホルモンが活発に分泌される「ゴールデンタイム」があり、それは22時から2時の間だと言われています。この時間帯はしっかりと睡眠をとることが大切です。睡眠時間が短い場合でもこの時間だけはなるべく眠るようにするとよいでしょう。

 

  • よい睡眠のためにできること

成長ホルモンを活発に分泌させるためには睡眠時間と時間帯が重要ですが、さらに質のよい眠りのためにできることを取り入れることも大切です。まず夕食は寝る2時間前までには済ませておくこと。食べてすぐに寝ると胃腸が活発に働くため、眠りが浅くなるからです。そして、入浴もできるだけ寝る1時間前までに済ませること。入浴は交感神経を刺激するため、神経が興奮してなかなか眠りにつけないからです。ただし、ぬるめのお湯での半身浴は副交感神経を刺激して気持ちを落ち着かせてくれるのでおすすめです。

 

 

「知ってるようで意外に知らない!人工授精と体外受精の違いとは?」

science_shikenkan何らかの理由で自然妊娠がどうしても難しい場合、次の段階として人工授精や体外受精を考える人も多いと思います。けれども、「人工授精」と「体外受精」を同じようなもの、またははっきりとした違いをよく分かっていない人も意外に多いのです。この両者の違いは、これから妊娠を考えている人もそうではない人にとっても重要な知識として覚えておくとよいでしょう。そこで人工授精、体外受精について詳しくご説明しましょう。

 

  • 人工授精とは

排卵日に合わせて男性から精子を採取し、女性の子宮に人工的に精子を入れるのが人工授精です。採取した精液から動きのよい精子を集めて濃縮処理したものを子宮腔内に注入し、卵子と授精しやすくします。クリニックによって多少の違いはありますが、1回あたり1~3万円ほどですので、費用は低めですが、何度も繰り返していると妊娠率が低下するところがデメリットだといえるでしょう。そのため、10回程度を目安に行われることが多く、その後は体外受精に移るのが一般的です。

 

  • 体外受精とは

いきなり体外受精することは少なく、人工授精の次の段階として行われる方法です。女性の卵巣から卵子、男性から精子を採取し、体外で授精させた受精卵を子宮の中に入れるというもの。精子に問題があったり、卵巣機能障害などの場合も体外受精を行うことがあります。費用は1回につき数十万円が相場なので悩む人も多いようです。成功率は20%から40%とクリニックによって大きく異なります。また、年齢や障害の程度によっても違ってきます。

 

 

このように、不妊治療としてまずは人工授精に取り組み、それでも妊娠できなかった時に体外受精という選択があるということがわかります。ただし、体外受精は妊娠率は高いものの、やはり費用が高額になるので誰でも取り組める治療法ではありません。ここで、体外受精でも妊娠できなかった時の次の段階である「顕微授精」についてご説明しましょう。

 

 

  • 顕微授精とは

体外受精の次のステップ、または精子に重度の問題がある場合に医師から勧めれる方法で、体外で授精を行うので体外受精の1種という人もいます。顕微授精にはその方法によっていくつか種類がありますが、最も主流となっているのは、顕微鏡を使って、細いガラス管に採取した卵子と精子を1個ずつ注入する「卵細胞質内精子注入法」です。人工授精、体外受精と比べて非常に効率がよく、妊娠率が高いのが魅力ですが、費用は体外受精をはるかに上回りますので、取り組む夫婦が少ないのが現状です。

 

驚くべき葉酸の5つの力!妊娠したいなら絶対飲むべし!

medicine_capsule妊娠を望んでいる人、または妊娠中に摂取すべき成分として「葉酸」が注目されています。初めて聞いたという人もいるかもしれませんが、実は葉酸には想像以上に高い効果が認められているのです。「妊娠を望んでいるのに葉酸を摂らないのは損!」とまで言わしめる、その驚きの効果について詳しくみていきましょう。

 

  • 妊娠率をアップする!

葉酸には卵巣と子宮を元気にする働きがあります。ビタミン12と一緒に摂ることで赤血球の生産を活発にして、血液量を増やします。血液量が増えると血行がよくなり、臓器の働きが活性化するため、子宮や卵巣の機能も活性化するというわけです。不妊の原因の1つに「冷え」がありますが、全身の血行がよくなれば必然的に子宮や卵巣が妊娠しやすい状態に近づきます。さらには、排卵障害の改善や流産の予防にもつながるのです。よい妊娠をするためには、妊娠してからでもよいのですが、を望んでいるのなら、妊娠前から積極的に摂取することが大切です。

 

  • 細胞分裂を促進

葉酸の中には「核酸」があり、これは遺伝子伝達の働きを持っています。つまり、細胞の生成や再生を促進する作用です。細胞分裂がしっかりと行われることで正しい遺伝子伝達が可能となり、さらには遺伝子トラブルによる先天性異常のリスクも低くなります。また、卵子の老化の原因は細胞分裂の低下だといわれているので、妊活中の人はぜひ摂りたい成分ですね。

 

  • スムーズな排卵

オランダの研究によりますと、葉酸には卵胞の発育を促す作用があることがわかっています。卵胞とは、排卵を行う部分であり、卵胞が発育することでよい排卵ができるだけではなく、子宮内膜も厚くなるといううれしい効果が期待できます。妊娠するためには、この卵胞の発育が必要不可欠ですので、妊活中には是非摂りたい成分なのです。さらに、排卵がスムーズになり、排卵障害の改善にもつながります。

 

  • 着床率がアップする!

葉酸には子宮内膜を強くする作用があり、一般的に子宮内膜が厚いほうが妊娠しやすく、受精卵の着床率が高いことがわかっています。残念ながら、受精卵がすべてスムーズに着床するわけではありません。ですから、着床率アップが期待できる葉酸は、妊活中の女性にとってはぜひ摂取したい成分なのです。

 

  • 男性にも効果あり!

染色体このように妊娠を望む女性が葉酸を摂ることでさまざまな効果が期待できますが、実は葉酸には精子の染色体異常リスクを下げるという働きがあることが医療機関により明らかにされています。葉酸を飲んでいる男性は飲んでいない男性よりも、染色体異常が約30%近くも少ないという結果が報告されています。不妊の原因は何も女性側だけに問題があるわけではありません。男性側に原因があることも多く、特に無精子症が増えているのも事実ですし、健康な男性の精子でも染色体異常が見られることもあるのです。ですから、葉酸により、そのリスクを減らし、精子の質が高まるのであれば、男性も一緒に葉酸を摂取すべきだといえるでしょう。