そこが知りたい!無排卵月経の症状は?妊娠できるの?

character_egg妊娠には排卵していることが何よりも大切です。「私は毎月生理があるから大丈夫!」と思っている人も多いようですが、実はきちんと生理があっても排卵していないというケースもあるのです。実際には生理不順の人に多く見られるので、排卵しているかどうかを生理の有無だけで判断するのは難しいのが現状です。また、無排卵月経の場合、妊娠ができるのかどうかも気になるところ。そこで、無排卵月経の症状や治療法、妊娠できるかどうかなどについて詳しくご説明しましょう。

  • 無排卵月経とは?

毎月、または定期的に生理があるものの、排卵していない状態。排卵障害の1つで不妊の原因になることもあります。30代の女性に多く見られますが、生理があることから、気付きにくいのが特徴です。不妊治療を始めてからわかることも少なくありません。

  • 無排卵月経の症状と特徴

無排卵月経の症状としては、生理周期が不安定なことが多く、1ヵ月に2回あったり、数ヵ月もこなかったり、たとえ生理があっても量が少なかったり、いつまでもダラダラと続くなどです。ただし、毎月生理がきちんとあるのに無排卵月経の人もいるので注意が必要です。もちろん、ストレスや環境の変化などで周期が乱れることもありますが、それは一時的なもの。長期間続くようなら無排卵月経かもしれません。具体的な特徴は次の通りです。

・生理周期が24日より短い、または39日より長い

・出血が2日程度、または9日以上続く

・生理時の出血量が20g以内または140g以上

中でも周期が19日以内の頻発月経では60%、51日以上の稀発月経では30%の確率で無排卵月経だと言われています。つまり、それほど珍しいことではないということです。

  • 無排卵月経かどうかの確認方法は?

生理の周期や状態だけではなく、基礎体温によってもある程度は判断が可能です。排卵がある正常な場合は排卵時に基礎体温が上がり、生理が始まると下がるという変化が見られますが、無排卵の場合はプロゲステロンが分泌されません。そのため、基礎体温は上がらず、基礎体温は低いままとなります。ただし、体調などによって基礎体温に異常がみられる場合もあるので、最低でも3ヵ月ほどは基礎体温を測ることが大切です。その結果、基礎体温が上がらないようなら、一度婦人科を受診しましょう。また、最近では排卵検査薬を使うという確認方法もありますが、水分量の違いによって陽性反応が出ることも少なくないため、基礎体温も併せて確認するのがおすすめです。

  • 原因は?

原因は卵巣機能の異常だと言われており、脳が卵巣にうまく排卵の指令が出せないことが考えられます。その要因としては、無理なダイエット、激しい運動、強いストレス、生活習慣、禁煙、冷えなど、さまざまです。

  • 治療法は?

無排卵月経の治療法としては、ストレスを取り除くこと、ホルモンバランスを整えることのほか、排卵誘発剤の使用があります。特に妊娠を望んでいる場合は、婦人科の治療で適用されることが多く、排卵率は70%ほどになります。

  • 無排卵月経でも妊娠は可能?

完全な無排卵の状態では、残念ながら妊娠は期待できません。ですから、妊娠を望んでいる場合は1日も早く婦人科で診断を確定し、適切な治療を始めることです。もちろん、排卵できるようになれば、妊娠も期待できるのでまずは正しい診断、治療が必要です。