不妊でも自然妊娠を諦めないための妊活ガイド

タイミング法がEDのきっかけに!?過剰なプレッシャーは逆効果!

    

不妊の原因はさまざまです。1つだけではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているケースも少なくありません。そんな中でも女性ではなく男性側に考えられる要因の1つが勃起不全(ED)です。性欲はあるのに勃起できないという症状で、勃起障害や勃起不全とも呼ばれています。EDが原因で妊娠が難しいのはもちろんですが、逆に妊活がきっかけとなってEDになる男性も中にはいるのです。そこで女性にはわかりにくいEDについて詳しく見ていきましょう。

 

EDの種類

「器質性ED」

大脳が性的な興奮を感じて勃起に至る過程のどこかに異常があるケースです。つまり、身体的な障がいがあり、医療機関による治療の必要があるものです

 

「心因性ED」

身体的な異常は見当たらないのに勃起障害がみられる場合、メンタル面が原因です。考えられる要因としては、ストレス、睡眠不足、緊張、プレッシャー、夫婦間のトラブルなど。そして器質性EDよりも心因性EDのほうがはるかにやっかいで人数も多いのが現状です。

 

 

EDの原因

動脈硬化の進行や生活習慣病

血管が硬くなる動脈硬化がすすむことで全身の血液の循環が悪くなり、必然的に陰茎海綿体への血液も減ってしまいますまた、糖尿病や高脂血症などにより、血管に大きな負担がかかるケースも考えられます。その他、脳出血やパーキンソン病、陰茎海綿体の損傷、泌尿器科の疾患などもEDを招きます。

 

失敗を引きずってしまう

疲れていたり、年齢が上がってくるとどうしても勃起できないことがあります。ただし、それを深刻に受けとめ、引きずってしまう人はEDに陥りやすいといえます。また、その時、女性に笑われたり、責められたりした場合はよりトラウマとなり、いざという時に蘇ってしまうことも少なくないのです。

 

妊娠のためのセックス

不妊治療が始まると医師からまずはタイミング法をすすめられます。排卵日を予測し性行為を行う日を指定されます。そのため、妊娠のためだけに義務としてセックスを行うことになり、愛情や快楽の要素が減り、それが要因となることもあります。また、妊娠しなければというプレッシャーがEDを引き起こすことも少なくないのです。実はこのタイミング法に取り組んだことでEDに陥る男性は意外に多いのです。妊活に必死になりすぎてお互いの気持ちを考えてあげる余裕がなくならないように、常に愛情を確認し合い、その延長線上にセックスがあり、妊娠があるということを忘れないことが大切です。

 

 

EDの治療と対策

まずは、薬に頼らず、ストレスを溜めこまないようにして、規則正しい生活と十分な睡眠、適度な運動を心がけてみることです。リラックスして生活できれば改善が期待できます。そして、メンタル面が原因の場合はバイアグラなどの治療薬が有効だと言われています。陰茎海綿体に血液が流れ込むことを促進する作用があるため、性欲さえあれば勃起が可能となります。失敗がトラウマの人も一度きちんと勃起できれば自信が戻るはずです。ED治療薬は不妊治療専門医や泌尿器科で処方してもらえます。また、動脈硬化の進行が原因の場合には、まずは食事や運動など生活習慣を見直す必要があります。その他の病気が原因の場合は、そちらの治療が優先され、病気の治癒と共にEDも改善されていきます。