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子宮外妊娠でも妊娠検査薬は陽性反応!つわりもある!?

    

せっかく妊娠しても子宮外妊娠だった場合はそのままに維新を継続することができません。子宮以外の場所(ほとんどは卵管内)に受精卵が着床してしまうため、成長させることができないのです。しかも、妊娠がわかった時にはそれが子宮外妊娠かどうかはわからないと言われています。実は妊娠検査薬には陽性の反応がでますし、つわりの症状も現れるのです。そこであまり知られていない子宮外妊娠の真実について詳しくご紹介しましょう。

 

子宮外妊娠でも検査薬には陽性反応?

生理が止まり、基礎体温の高温が続いた場合、妊娠が疑われます。そんな時、まずは病院に行く前に妊娠検査薬を試してみようという人も多いですね。妊娠するとヒト絨毛性ゴナドトロピンと呼ばれる「HCGホルモン」が大量に分泌され、妊娠検査薬はそれを感知した場合に陽性反応が見られます。そして、子宮外妊娠のように正常ではない妊娠の場合でも妊娠検査薬は陽性反応を示すのです。つまり、場所がどこであっても受精卵が着床したことに変わりなく、HCGホルモンが分泌されればしっかりと反応します。ただし、陽性反応が出ても必ず病院での診察を受けなければなりません。もし子宮外妊娠であることがわかっても早期に対応、治療することで次の妊娠への影響を最低限に抑えられるのです。

 

子宮外妊娠でもつわりがあるの?

子宮外妊娠でも正常な妊娠同様、ホルモンバランスが大きく変化するため、妊娠初期に見られるつわりの症状も現れます。吐き気のほか、乳房の張り、倦怠感、微熱など。風邪のひき始めに似ていることからすぐに気付かない場合もありますが、生理が止まって基礎体温が高ければ、つわりの可能性が高くなります。また、妊娠初期にはごくわずかな出血、またはピンク色のおりものがダラダラと続くことが結構あるのですが、子宮外妊娠の場合はその割合が高いようです。

 

子宮外妊娠でも高温期が続く?

基礎体温は排卵後高温期に入り、生理と同時に低温期に変わります。が、妊娠した場合は生理にならず、そのまま高温期が続きます。ですから、妊娠したかどうかの判断材料にはなりますが、それが子宮外妊娠かどうかまでは判断できません。必ず医師の診断を受けましょう。

 

正常妊娠と子宮外妊娠を見分ける方法はあるの?

基礎体温の高温期が続き、生理も止まっているのであれば、妊娠が疑われます。さらにつわりなどの自覚症状も見られるのならなおさらです。少しでも早く正常な妊娠かどうか、病院で診断してもらう必要があります。卵管に着床した子宮卵が大きくなると卵管が破裂することもありますのでできるだけ早く受信することが大切です。

 

子宮外妊娠しているとわかったら?

子宮外妊娠の場合、そのままにしておくと大変危険な状態に陥ります。ただし、早期に発見すれば経過観察となることもありますし、薬物療法で受精卵の成長を抑えることも可能です。それでも効果がなければ腹腔鏡下手術によって卵管から受精卵を取り除くことになります。けれども、もし卵管が破裂してしまう急を要する場合には、卵管ごと取り除く手術が必要になるので大変危険です。こうなってしまうと次の妊娠がしにくくなるなど、何らかの悪影響がでる可能性が高くなります。ですから、できるだけ早く医師の診断を受けることがとても重要だと言えるでしょう。

 

子宮外妊娠手術の費用と入院

症状によって治療の方法が違ってくるので費用も異なります。たとえば、腹腔鏡下手術では15万円ほどですが、卵管破裂など開腹手術となると30万円ほどと2倍にまで膨れ上がります。また、入院に必要な日数は腹腔鏡手術の場合で5日ほど、開腹手術の場合では10日ほどが相場です。ただし、開腹手術は身体への負担が大きく、傷跡がきちんと治るまで長くかかります。退院後も安静にして傷口が開かないようにすることが大切です。

 

子宮外妊娠はこれといった予防法がないので「妊娠かも?」と思った時にはできるだけ早く病院で正しい診断を受ける必要があります。早い段階で子宮外妊娠が発覚すれば、薬物療法で様子を見たり、負担の少ない腹腔鏡下手術での対応も可能です。