不妊でも自然妊娠を諦めないための妊活ガイド

着床しやすさを左右する!?排卵時の理想卵子サイズは?

    

body_cell_juseiran1妊娠に最も重要なのは健康な卵子。卵子が毎月しっかりと排卵され、元気な精子と出会うことで受精卵が誕生します。実はそんな大切な卵子の排卵時のサイズが、着床のしやすさに影響しているというのですから驚きです。そこで、排卵時の卵子のサイズ、着床しやすいサイズなど、卵子サイズと着床の関係を詳しく見ていきましょう。

 

卵子の成熟とサイズ

卵子は胎児の時に作られ、生まれた時には200万個もあると言われています。そして成長とともに減少し、初潮を迎えるころには約30万個になっています。その後は排卵、月経を繰り返すごとに減少を続けていきます。だからこそ、少しでもたくさん卵子があるうちに妊娠することが望ましいというわけです。毎月の排卵で卵巣内には1000個の卵胞が入り、その中から選ばれた1個の卵子が卵巣から排卵されます。排卵の頃には卵子は20個ほどにまで減っており、その中の1個だけが排卵されますが、よい卵子が選ばれたというわけではなく、ランダムに選ばれた卵子なので、必ずしも質もよい卵子とは限りません。この時の卵子のサイズはだいたい20mmくらいが平均ですが、小さい場合は10mm前後、大きい場合は25mmくらいとかなりサイズに個体差があります。普通は1日1mm~2mmほど成長していくので排卵時には20mmほどになるのですが、体調やストレスなどにより、毎回大きさが変わってくるのです。一般的に理想的なサイズは20~24mmです。

 

小さい卵子は着床しにくいの?

10mm以下の極端に小さい卵子は着床しにくいといわれています。ただし、極端に小さい場合を除いて、小さくても着床する時はするので、もし、病院で卵胞のサイズを測って小さかったとしてもそれほどへこむことはありません。黄体機能や血液検査等で異常がなければ、着床する可能性は大きいでしょう。

 

卵子が小さい時の対応

不妊の治療で婦人科を受診した時、卵胞のサイズを測られることが多いようです。サイズは超音波でチェックできます。排卵の周期と合わせて卵胞の成長の過程もチェックすることが不妊治療に役立ちます。あまりにも小さい場合は、成長を促進する薬「排卵誘発剤」を使用することもあるようです。排卵誘発剤を使うことで卵子を成熟させることができるので、着床がしやすくなったり、人工授精の成功率が高まるということです。妊活中の人で、なかなか妊娠しないと悩んでいる人は、一度卵子の大きさや成長過程をチェックしてみるとよいかもしれませんね。