不妊でも自然妊娠を諦めないための妊活ガイド

絶対気になる!不妊治療の費用ってどれくらい?

    

不妊治療を始めたいけれど様々な不安がよぎって踏み切れずにいる人は結構多いのかもしれません。不安はいろいろですが、最も気になるのはおそらく費用なのではないでしょうか。高額な費用がかかるという噂が独り歩きをして、多くの人は不妊治療には相当なお金がかかるというイメージを持っているのです。そこで、不妊治療にかかる費用について詳しく見ていきましょう。

 

費用を比較してみよう!

一口に不妊治療と言ってもその内容はいろいろです。比較してみるとこうなります。

顕微授精体外受精漢方治療人工授精栄養療法タイミング式

ただし、これは1回にかかる費用を比較した場合であり、妊娠までにかかる全費用ではありません。顕微授精と体外受精は同じくらいになりますが、残念ながら1回のトライで妊娠することは珍しく、実際には2~3回ほど行うことがほとんどです。ですから、実際の費用と平均値が異なるかもしれません。不妊治療はステップを踏んですすめていくので、全体の費用としては、それぞれトライした回数分を加算していくことになります。では具体的な金額を比較してみましょう。

 

・タイミング式

数千円~2万円

基本的に保険適用ですが、処置の内容によっては保険適用外の場合もあります。ただし、35歳以上や排卵異常がある場合はこの治療法をとばして人工授精から始めるケースもあるようです。

 

・人工授精

1~5万円

完全自由診療になります。費用に幅があるのは排卵誘発剤をどれだけ使うかによって変わってくるからです。ですから卵胞の発育が悪い、排卵されにくいという場合には排卵誘発剤を多用するため、費用が上がるといわけです。ただし、年齢によっては医師の判断で人工授精をとばして体外受精を行うことも少なくありません。

 

・体外受精

20~80万円

かなり幅がありますが、やはり排卵誘発剤や排卵促進剤などを他の治療法に比べて多く使いますし、一人ひとりの状態に合わせてさまざまなオプションが組み込まれるため、大きく差が出てしまうのです。うまくいかなかった場合はもう一度チャレンジしたり、タイミング式に戻ることもあるようです。体外受精は費用が大きいことから、複数回受けるとなるとかなり経済的負担がかさみます。クリニックの中には2回目以降を割り引いたり、成功報酬制度を設けているところもあります。

 

・顕微授精

30~50万円

費用が高いのは卵子に精子を注入する際の顕微授精の工程だけでも6~8万円ほどかかるためです。妊娠率の高い受精卵を作るために顕微授精を数回行うことになるので、必然的に治療費が高くなるというわけです。

 

 

平均費用と平均期間

どれくらいの治療期間で妊娠できるかはバラバラですので、タイミング式1回もあれば、ステップを踏んで体外受精でようやく妊娠したというケースもあります。それらを平均すると25ヵ月、つまり2年ほどになります。そして費用は平均すると140万円ほどが相場です。50万円以内もあれば500万円以上かかったという人もいます。

 

 

活用しよう!不妊治療の助成金制度

国では不妊治療助に対して助成金制度を設けており、一定の要件を満たすことで体外受精では15万円の助成金を受け取ることができるのです。さらに市区町村でも同じ制度を設けているところもありますが、こちらはそれぞれの地区によって違いがあるのでよく確認することが大切です。中には制度を設けていないところもあります。

 

これらはあくまでも相場であり、実際にかかる費用や期間は個々のケースによって変わるということをしっかりと認識したうえで、生活や経済状態をよく考えてすすめていきましょう。まずは不妊の原因をきちんと知ることから始め、治療計画を立てることが大切です。そのためには信頼できるクリニックを選ぶことがとても重要です。