1人目はできたのに…「二人目不妊」の現状に迫る!!

「二人目不妊」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。これは、1人目を自然妊娠や体外受精など何らかの方法で授かったものの、二人目がなかなかできない状態のこと。実は出産した女性の85%以上が二人目を望んでいるのに意外にできないという人は多いのです。そこで二人目不妊についてその原因や対策について詳しく見ていきましょう。

二人目不妊のタイプ

二人目不妊は大きく2つに分けられます。

・1人目を自然妊娠で出産

1人目は自然妊娠で授かったにも関わらず、2人目がなかなかできない状態。1人産んでいるからという安心感から、そのうちできるだろうと思ってしまい、不妊治療に入るタイミングが遅くなることが原因です。さらに夫や周りからプレッシャーをかけられることでより妊娠しにくくなる傾向もあるのです。また、このタイプには原因がわかりにくい、流産を繰り返す、治療が長引くなどの共通点があることもわかっています。妊娠を望んでも妊娠できなかった時にはできるだけ早めに婦人科を受診することが大切です。その際には1人目を出産した病院に相談するのが一番です。

・1人目を不妊治療で出産

1人目を不妊治療で出産し、さらに2人目も不妊治療を受けている状態。不妊の原因をわかっていることも多く、また不妊治療に関する知識と理解があり、とりかかるタイミングも早いため比較的計画性を持つことができるでしょう。中には1人目の時の受精卵を凍結保存している人もいるので、妊娠までの時間が短縮できるかもしれません。

二人目不妊の原因

・卵巣機能の低下

やはり1人目を妊娠した時よりも年齢を重ねている分、どうしても加齢による卵子の老化や卵巣機能の低下があります。卵子が老化すると着床しにくくなったり、流産が増加する傾向が見られます。中には流産を繰り返す人もいるようです。

・排卵障害

何らかの性感染症や子宮内膜症などにより、卵管が閉塞することがありますが、たとえ片方が閉塞していてももう片方が機能していれば妊娠は可能です。この場合、考えられるのは、1人目の妊娠の際、すでに片方の卵管が閉塞していて、出産をきっかけとなりもう片方も閉塞するというケースです。実は出産は想像以上に女性ホルモンのバランスを崩してしまい、さらに産後もさまざまな影響を及ぼします。それが排卵障害を引き起こす原因になるのです。

・1人目が奇跡的な妊娠

もともと不妊因子を持っていて、本来なら妊娠しにくい体であるにも関わらず、奇跡的に妊娠できるケースもあります。これは非常に深刻な場合が多く、原因がはっきりせず、治療が長引くことが多いようです。

・1人目の出産でのトラブル

出産の際に何らかの感染症にかかったり、大量出血した場合は、それが原因で不妊になることもあるのです。特に出産時の大量出血は下垂体機能不全を招き、排卵障害に陥りかねません。また、産後に悪露がスムーズに排出できないことで感染症になるなど、子宮環境の変化は妊娠に大きく影響します。

・男性側の問題

二人目不妊も1人目同様、男性側に原因があることも少なくありません。さらに1人目の出産に立会ったことで衝撃を受け、EDになるケースもあります。

いつ病院に行けばいいの?

二人目不妊を疑って病院に行くタイミングは非常に難しいのが現状です。まずは産後の月経周期がきちんと整うのを待ちましょう。個人差がありますが、早い人なら3ヵ月ほど、遅い人でも1年ほどで戻ります。その後、普通に夫婦生活を続けたにも関わらず、1年経っても妊娠しない時は病院に相談にいくことをおすすめします。2人目の妊娠は1人目の妊娠よりシビアだったり、難しい問題も多くあります。治療に行くときの子どもの預け先も考えなくてはいけません。夫婦でよく相談したうえで、納得できる方法で二人目不妊を克服しましょう。