興味津々!1回500円の人工授精「シリンジ法キット」って何?

不妊治療ではいきなり体外受精をすることはありません。もし、いきなり体外受精をすすめてくるような病院なら、それは今すぐに別の病院を受診したほうがよいでしょう。もちろん、少しでも早く妊娠したいという気持ちもわかりますが、体外受精は費用はもちろん、身体への負担も大きいので、やはりステップを踏んで取り組んでいくことが大切です。実は人工授精を1回500円で試せる「シリンジ法」というキットがあるのをご存知でしょうか。そこで、気になる「シリンジ法」について詳しくご紹介しましょう。

人工授精や体外受精にかかる費用は?

まずは一般的に不妊治療にかかる費用についてみていきましょう。

  • 人工授精

人工授精は排卵日の2日前に精子を膣内に注入する方法です。精子は病院での注入になりますが、卵子と精子の受精などは自然妊娠と変わりません。費用は1回1~2万円ほど。成功率は20代で15%程度です。人工授精は体外受精ほど高額ではありませんが、うまくいかければ何度か試すことになるので、その分、費用はかさみます。

  • 体外受精

体外受精は精子と卵子を取り出し、外で受精卵にしたものを子宮に戻す方法です。1回50~60万円ほど、人工授精と比べてかなり高額になります。ただ、一定の条件をクリアすれば、助成金が受けられこともあるようです。女性が40歳未満の場合は計6回まで、40~43歳未満は計3回まで、43歳以上になると助成金は受けられなくなります。年齢と共に成功率が低くなっていくため、助成が受けられるのは43歳までと決められているのです。

シリンジ法キットとは?

人工授精は比較的取り組みやすい不妊治療ではありますが、やはり注入の際には病院に行く必要があるため、排卵日に合わせて仕事を休むのが困難な場合も少なくありません。さらに不妊治療による休暇を快く認めてくれるような理解ある会社もまだまだ少ないのが現状です。そこで注目を集めているのが「シリンジ法キット」。これは、必要なものがすべてセットになった人工授精のためのキットで実にリーズナブルな1回500円です。しかも、一般医療機器として認可を受けているので安心です。使い方はとっても簡単。

精子を採取⇒シリンジの中に精子を注入⇒シリンジを膣内に挿入し、精子を注入

使用時のポイント

・シリンジ法キットは、挿入部が6cmありますが無理に奥まで推し込むのはNGです。ゆっくりと挿入し、子宮の手前のつっかかりを感じたらそこで注入します。

・妊娠率を上げるため、排卵日に合わせて前後5日間は毎日続けてみることをおすすめします

・挿入しにくい場合は様式トイレに座り、タンポンの要領で行うとよいでしょう。

シリンジ法キットはどこで買えるの?

シリンジ法キットは薬局やドラッグストアでも購入できますが、人工授精専用のものではないことが多いようです。ですから、ネット通販で専用に販売されているものを購入するのがおすすめです。20回分でだいたい10,000円程度なので1回あたり500円前後とかなりリーズナブルです。安心して使える医療機器として認められていることや、柔らかい素材で身体への負担が少ないこと、排卵日に合わせて連日続けて使用できること、病院に行かずに自宅でできることなど、メリットはたくさんあります。