妊娠初期の貧血は要注意!流産予防は貧血改善から!

妊娠中はどうしても貧血になりやすいものです。元々貧血だという人ならなおさら悪化してしまうでしょう。けれども、たかが貧血と侮ってはいけません。実は妊娠初期の貧血は流産の確率が上がるという統計があるのです。せっかく妊娠したのに流産してしまっては悲しすぎますので、予防のためにも貧血は妊娠の前に治しておきたいものです。そこで妊娠初期と貧血の深い関係について詳しく見ていきましょう。

妊娠初期に貧血だとどうなるの?

妊娠初期の貧血が招く流産の経緯は次の通りです。

「着床が継続しない」

妊娠はしたけれど継続できなって流産してしまうケースです。原因は貧血によって血行不良に陥り、子宮環境が悪くなること。子宮も他の臓器と同様なので血流が低下することで機能が落ちるのは当然です。

「受精卵の染色体異常」

妊娠初期の流産の原因の多くは染色体の異常だと言われています。そして、受精卵の質が悪いことが染色体異常のリスクを高めることもわかっています。受精卵の質が悪くなるのは、卵巣の血行が低下するから、つまり貧血が原因です。さらに卵巣だけではなく、全身にも様々な悪影響を及ぼします。

貧血改善の方法は?

「葉酸」

医学的にも貧血改善が証明されている栄養素です。葉酸は造血ビタミンと呼ばれ、赤血球を増やす働きがあります。できれば1日400ug摂取したいところですが、なかなか食事だけで摂るのは難しいのが現状です。そこで、サプリメントを上手に活用するのがおすすめです。葉酸は妊活女性にもおすすめの成分だと認められていますので、いろいろなサプリメントが出回っていますよ。

「鉄分」

鉄分は赤血球を作る働きを持っています。また、子宮の粘膜を作るために欠かせないものです。受精卵は子宮の粘膜に着床しますが、このベッドにあたる部分がしっかりしていなければ妊娠を継続できなくなるというわけです。鉄分を効率よく吸収するには、食事に気を付けることが大切です。動物性たんぱく質やビタミンCを一緒に摂ることで鉄分の吸収が高まります。反対に牛乳やコーヒー、緑茶は鉄の吸収を阻害するのでNG。おすすめの食材はレバー、牛肉、砂肝、かつお、まぐろ、煮干し、あさり、ほうれん草、小松菜、ひじき、切り干し大根など。

妊娠初期に貧血に陥っている場合、間違いなく妊娠が進むにつれてよりひどくなります。ですから、妊娠前に検査を受け、貧血があればきちんと治療しておくことが大変重要です。