代理母出産とは!?日本では禁止されてるってホント?

先日、有名タレント夫婦が公開したことで注目が集まっている「代理母出産」不妊治療中の人も気になっているのではなでしょうか。ただ、日本では今のところ、禁止されている行為。そのため、代理母出産をする人はアメリカやロシアなどの外国で行っているのが現状です。そこで、自分の子供を授かる1つの方法である代理母出産について詳しく見ていきましょう。

代理母出産とは?

何らかの事情で出産が困難な女性に代わり、ほかの女性に出産してもらうこと。妊娠してもらうことから「代理懐胎」とも呼ばれています。代理母出産を選ぶ人は生まれつき子宮がない人、子宮を摘出してしまった人、妊娠が継続できない人など。不妊治療として体外受精や顕微授精などを試しても妊娠の可能性が低い場合に何とかして自分たちの子供を授かりたいと願う夫婦が最終手段として選択する方法と言えます。

代理母出産の種類

一口に代理母出産といってもタイプが3つあります。妊娠できない理由によって変わってきます。

・依頼者夫婦から精子と卵子を取り出し体外受精させた受精卵を代理母の子宮に入れて

育てる

第三者から提供された卵子と依頼者夫の精子を体外受精させた受精卵を代理母の子宮に入れて育てる

依頼者夫の精子を代理母の子宮に入れて人工授精し、代理母の卵子と受精させて妊娠させる

日本では禁止されているの?

日本産科婦人科学会では代理母出産は認められていません。さらに厚生科学審議会においては禁止しています。法律で定められているわけではありませんが、現在のところ、日本国内では行われていません。しかし、海外では広く浸透している国もあり、日本ではできない夫婦が海外に渡って代理母出産を行っているのが現状です。少し前まではアメリカが主流でしたが、今はロシアやアジアの国のほうが安い費用でできることで注目されているようです。

気になる費用は?

代理母出産について最も気になるのは費用でしょう。代理出産を依頼する費用だけではなく、渡航費や滞在費などを含めるとアメリカの場合では1000~2000万円、アジア諸国では500~800万円ほどが相場です。これを高いと思うのか安いと思うのかは人それぞれですが相当な覚悟を決めて取り組む必要があります。

代理母出産の流れ

依頼者の状況や国、仲介業者などによって多少の違いはありますがだいたいの流れは次の通りです。

・仲介業者を決めて面談

・リスク等を十分納得したうえで契約

・代理母出産を行う国に渡航し、病院で必要な検査を受け、卵子、精子を採取して帰国

・代理母の選定

(1回以上出産経験がある、年齢が21~35歳まで等の条件あり)

・渡航し受精卵を代理母の子宮に挿入

・代理母による妊娠、出産

・生まれた赤ちゃんを連れて帰国

代理母出産のリスク

代理母出産の最大のメリットは本来なら子供を授かることができない夫婦が子供を持つことができることです。けれども、その一方でさまざまなリスクを伴うのも事実です。そしてそれが日本で禁止されている大きな理由だといえるでしょう。

・代理母への大きな負担

・生まれた子供の心の問題

・戸籍上の母親の問題

・万が一障害があったとき

・代理母が子供の引き渡しを拒否

代理母出産は自分たちの子供を授かりたいと願う夫婦にとって最後の砦かもしれません。しかし、さまざまなリスクや問題点を抱えているのが現状。もし代理母出産を選ぶならこれらをよく考慮したうえで夫婦で十分話し合い、お互いが納得することが大切です。