黒い経血は要注意!?原因は酸化だった!

女性にとって毎月やってくる生理は、40年近くも付き合っていくもの。つまり、生活の一部のようなものです。ですから、少し遅れたら気になりますし、痛みを伴うと心配にもなるのは当然ですね。心配なことはいろいろありますが、今回は経血の色について見ていきましょう。正常な場合は茶色っぽいものから次第に赤い経血に変化し、最後はまた茶色に戻って終わります。けれども、中には黒い経血に驚くケースも少なくありません。経血なのに黒…これは心配ですよね。そこで黒い経血は大丈夫なのか、どんな病気が疑われるのかなど、詳しくご紹介しましょう。

経血の色は変化するのが当たり前

生理の時に出る経血は妊娠のために厚くなって準備をしていた子宮内膜が剥がれ落ちたもの。純粋な血液だけではなく、さまざまな分泌液が混ざっていて、体の中を巡っている血液とは異なります。真っ赤というよりは多少赤黒いのが一般的ですが、これがもっと黒くなることがあるのですが、その原因はずばり「酸化」。時間の経過とともに酸化がすすみます。ですから、生理が始まってすぐは鮮明な赤ですが、子宮内膜にとどまっている時間が長いとその分、酸化がすすみます。すると生理の最初の頃に比べて何日か経ってから出てくる経血は茶色や黒っぽい色に変化すめというわけです。

経血が茶色や黒になる原因

結論からいえば茶色の経血はほとんど心配いりません。実は生理が始まって最初の頃は、前回の生理の時に膣内に残っていたものが排出された可能性が高いのです。だんだん赤くなってくるのは残っていた経血が排出されて新しい経血が出てくるから。ただし、本来ならしっかりとその都度すべての経血を排出しきってしまうのが理想です。それが残ってしまうのは、実はストレスや不規則な生活が影響しているからかもしれません。運動不足や長時間座りっぱなしだったり、身体の冷えが血行を悪くすることで子宮の働きが鈍くなることが大きな原因となってしまうのです。

また、経血が黒い場合は原因が2つ考えられます。膣の中が傷ついている、または何らかの婦人科系の病気です。もちろん、黒いからと言ってすぐに異常というわけではありません。

膣の中が傷ついているとき

膣の中が傷ついて出血した場合、長時間膣内にとどまりますので酸化がすすみ、黒くなります。軽い傷ならすべて排出されてしまえば出なくなりますので心配しなくてもよいでしょう。ただ、傷がひどい場合はいつまでも止まらずにダラダラと出続けるかもしれません。その時はすぐに病院を受診しましょう。

婦人科系の病気によって黒い場合

婦人科系の病気の中で考えられるのは子宮内膜炎、子宮筋腫、子宮がんなどです。これらが原因で子宮の中が傷ついていることもあります。大量に出血したり塊が出ている時は何らかの病気が隠れているかもしれないので、早めに婦人科を受診しましょう。

このように黒い経血が出たからといってすぐに病気だと思う必要はありませんが、長く続いたり、大量に出る場合は注意深く観察し、異常を感じた時は迷わず病院へ行くことをおすすめします。それと同時に血行がよくなるように運動したり、半身浴をしたり、冷たいものより温かい飲み物をとるようにするとよいでしょう。